久しぶりの添乗員レポートになってしまいました。
今回の旅は、中央アジア最後の秘境といわれるワハン回廊を訪ねるため、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスを訪ねました。昨今、ウズベキスタンをはじめ、トルクメニスタン、キルギス、カザフスタンへのツアーは多く目にするようになりましたが、まだまだタジキスタンはマイナーな観光地ではないでしょうか?中でも南東部の山岳地帯に位置するワハン回廊となると、「そこ、どこ?」という感じではないでしょうか?
ワハン回廊は、タジキスタンとアフガニスタンの国境を成す数百キロにわたる長大な渓谷地帯ですが、アフガニスタンに近いためか、どうしても治安面を心配される方も少なからずいらっしゃいます。実際のところは、途中、検問はあるものの、身の危険を感じるようなことは一切ありません。それよりも、ワハンに暮らす人々の温かなもてなしや、息を呑む大自然に日々、感動の連続でした。また、この地域はかつてインドやアフガニスタンから中国へ、人や物、そして仏教が伝わった、シルクロードの一つのルートとしての歴史もあり、今も3~6世紀頃の城塞跡や砦、仏教遺跡が残っています。
サリ・タシュの町の並木道
ヴァンの町で出会った可愛らしい子供たち
ワハン回廊の風景(アフガニスタン側の山)
日本ではほとんど知られていないワハン回廊への感動の14日間の旅を、明日から振り返って行きたいと思います。
(つづく)
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