さて、ウズベキスタンの首都タシケントで1泊した我々が空路向かったのは、ウズベキスタン南部の都市テルメズです。ここからはすべて陸路、タジキスタン、キルギス、そしてウズベキスタンの首都タシケントに戻るというルートです。

テルメズの歴史は長く、特にクシャーナ朝(中央アジアやインドで1~3世紀に栄えたイラン系の王朝)の時代に仏教が盛んだった町として知られています。今も専門家により遺跡調査が続けられており、日本人では人類学者の加藤九祚先生がテルメズ近郊で発掘調査を行っています。アムダリア川を挟んで、目と鼻の先がアフガニスタンということもあり、国際治安支援部隊が拠点を置いています。

早速向かった考古学博物館は立派な建物で、テルメズの仏教遺跡から出土した展示物は見ごたえ十分です。クシャーナ朝の時代に出土したと思われる像や建物の石片には、ギリシャ、バクトリア、インドの3帝国の影響が見られて印象的でした。

博物館

博物館前

博物館中庭

グリフィンが描かれた石片

ブッダの像

ブッダの足

顔の像

聖なる像

仏像

(つづく)

個性派の陸旅倶楽部のホームページはこちら。


↓↓↓お読みいただきありがとうございました。
  人気ブログランキングに参加していますので、是非下記バナーのクリックをお願いします。
  日々の励みになります!



海外旅行 ブログランキングへ