アクバイタル峠を越えて2時間ほどで紺碧のカラクル湖が見えてきます。
カラクル湖は、タジキスタンのパミール高原にある直径約25kmの湖です。500万年前の隕石の衝突によるクレーターの中にあります。遠方に見えるレーニン峰は、タジキスタンとキルギス両共和国の国境を形成するザアライスキー山脈の東部にある山で、この山脈の最高峰を成しています。
カラクル湖畔で昼食をとり、食後に湖まで歩きました。
その湖面は時間帯により光の射し加減で色を変えていきます。雪山から降り下りてくる風は冷たく、肌を刺すように吹いていて、波打ち際で音を立てて波を舞い上げています。
また、近くにはカラアート遺跡と呼ばれる古代遊牧民サカ族の墓地とされる場所があります。地上というキャンパスの上に整然と石が並ぶ姿は、ナスカの地上絵を彷彿とさせますが、どうやら絵にはなっていないようです。
いよいよ国境を越え、キルギスに入国します!
(つづく)
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