世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

May 2014

添乗員現地最新レポート 中国・四川省編②


雅安から北に25kmほど行ったところに、四川省十大古鎮の一つ、上里古鎮があります。

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唐の時代から既に町として栄え始め、現在でも明清時代の歩道や建物が完全な形で残っている場所です。四川省を代表する古鎮ということもあり、国内外から数多くの観光客が訪れ、いつも土産物屋や食事処は賑わいを見せています。

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この時期は、今が旬の筍の売り上げが良いとか。

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古鎮内には川が静かに流れ、古い石橋と柳の枝、そして軒先の赤提灯がまた風情たっぷり。

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ちょっとした広場や裏路地を覗くと、古鎮内に住む人々がお茶を飲みながら麻雀やゲームを楽しみ、木陰ではお年寄りが井戸端会議。また、外の椅子に腰かけながら麺をすするお婆さんの姿など、生活感たっぷりの光景が印象的でした。

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(つづく)

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添乗員現地最新レポート 中国・四川省編①


中国は四川省の北西部、甘孜(カンゼ)チベット自治州のツアーより帰国しました。
甘孜チベット自治州は、その名の通り四川省の中のチベット地域で、チベット族をはじめ、イー族、チャン族といった少数民族が暮らしており、漢民族の少ない地域です。
標高は3,000mを越える町がほとんどで、チベット特有の情緒と風景が広がります。蒼い空と澄んだ空気、水墨画で見るような渓谷や高山植物、高原を歩くヤクの群れ、祈願のタルチョがはためく仏塔、そして、チベット寺院と僧侶、そこには中国であって中国ではない、異国の世界が広がります。

まず、ゲートウェイとした成都から私たちが向かった先は、瀘定という町です。
途中、雅安の碧峰峡パンダ基地に立ち寄り、愛くるしいパンダを見学しました。

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入口を入り、基地内の移動は乗り合いの電気カートとなります。最近では観光地の環境に配慮し、中国のあちこちの観光地で乗り合いの電気カートでの移動が多くなってきました。

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敷地内には広葉樹や竹林が生い茂り、パンダが自然と快適に過ごすことができる環境が整備されています。

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2008年の四川大地震後、臥龍のパンダ基地からここに多くのパンダが避難してきています。これまで100頭以上の元気なパンダを政府に提供し、そのうち数頭が国宝としてアメリカ、日本、イギリス、ドイツなどに贈られています。

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世界でも絶滅の危機が叫ばれているパンダに対する認識を深め、保護意識を高める働きは素晴らしいことです。

(つづく)

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日本で感じる外国の香り② 駐日韓国文化院


昨日までの『韓国 慶尚北道・青松/慶州現地視察レポート』をお読みいただいた方の中には、身近に韓国を感じたいと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
距離的にも、時間的にも、金額的にも韓国本国を訪れることもそう難しくはなくなってきた昨今ですが、それでもすぐに、というわけにはなかなかいかないですね。

そんな方のために、今日は韓国文化を身近に、手軽に体験することができる施設、東京四谷にある『駐日韓国文化院(Korea Center)』をご紹介します。

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韓国文化院は、韓国の文化を外国に紹介し、外国人が身近に触れ、体験できるようにすることで、当該国と韓国との交流を促進し、両国の懸け橋となるべく設置されている国の機関です。
東京では、1979年に池袋に開館して以来、麻布へ移転、そして、2009年より現在の地で業務を行っています。

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この建物は、海外の文化院では初めての自社ビルとして建設されたもので、『Korea Center』と呼ばれています。韓国文化院の他、観光局の業務を行う「韓国観光公社」や、地方自治体の観光局もいくつか入居しています。曲線を配した側面のフォルムは独特で、夜になると鮮やかな色のライトに包まれます。

韓国文化院では、韓国の文化を紹介するために伝統音楽の公演や韓国映画の上映会、シンポジウムや講演会など様々なイベントが毎月開催されています。そのほとんどのイベントへは、文化院のホームページから応募することが可能で、さらに、抽選の上で無料での招待となっています。これは非常にオススメです。
これらのイベントのほとんどが開催されるのが、2Fの「ハンマダン・ホール」。全307席の近代的なホールです。

また、日韓の書籍数万点を蔵書する「図書映像資料室」、また、屋上には韓国の生活の様子を感じることができる庭園「ハヌル庭園」や韓国の伝統的家屋である韓屋を再現した「サランバン」も設置されています。

この韓国文化院を訪ねるだけで、韓国の文化にどっぷりと浸ることができます。
そして、喉が乾いたら・・・センター内に設置されている韓国ドリンクの自動販売機で珍しい飲み物を買い、一息つくのもいいかもしれません。

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韓国 慶尚北道・青松/慶州現地視察レポート その⑩


視察最終日、最後に訪ねたのは2010年にユネスコの世界文化遺産に登録された『良洞村(ヤンドンマウル)』です。

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この村は、李朝時代の伝統や家並みが現代までそっくりそのまま残されており、500年前の様子そのものとも言える村です。

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村内には伝統的な両班の家屋や藁ぶき屋根の家160戸が点在しており、中には築200年以上が経過した古井家屋も54戸あります。現在でも人々が暮らしながら保存さえており、日本で言えば白川郷のような感じでしょうか。

最後の昼食には、ビビンバをいただきました。
ビビンバと言えば、全羅北道の全州が有名ですが、このビビンバは全州のものとは異なる食材や味噌を使っており、全く違った味わいを醸し出しています。

Bibimpap_01

特徴的なのは、コチュジャンは使わず、味噌を使用していること。
そのため、辛みはほとんどなく優しい味わいのビビンバを楽しむことができます。

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残念ながら、慶州には名物料理というものが未だにありません。このビビンバを「慶州ビビンバ」として名物料理に定着させたいと意気込んでいました。名物にするには相応しい、おいしいビビンバでした。

2泊3日の青松/慶州現地視察。
あわただしいながらも、盛りだくさんな視察となりました。
帰路の釜山~成田間のフライトは、偏西風の関係もあって、往路よりもさらに短いフライトです。牛肉メインの機内食を堪能している間に、成田はどんどん近づいてきます。

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さぁ、もうすぐ帰国です。

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(おわり)

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韓国 慶尚北道・青松/慶州現地視察レポート その⑨


青松の視察を終え、2日目の夜は古都・慶州へ移動です。
慶州での夕食は、韓国伝統料理体験教育院『スリメ』でいただきました。

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スリメは、専門家だけでなく一般の方にも広く宮中料理及び韓国料理のありのままの姿の再現と普及を目的に設立された場所です。韓国宮中・創作料理を食することができるほか、韓国伝統文化の体験や、伝統家屋での宿泊体験もできる施設を備えています。

ここの代表理事を務めるのが朴美淑(パク ミスク)氏。
韓国重要無形文化財第38号(朝鮮王朝宮中料理)技能保有者である故・黄恵性氏から宮中料理を伝授され、スリメで供される料理の総監修も務めています。

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この日いただいた食事は、デザートまで含めると計14品。朝鮮宮中料理を中心に、庶民の料理をアレンジしたものが順番にテーブルを彩り、華やかな食卓となりました。
一品、一品丁寧に料理の説明がなされ、美味しくいただくだけたでなく、その意味も理解しながら食すことができました。

写真だけでも、この日の食卓をお楽しみください。

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(つづく)

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