世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

September 2014

カナダ・ユーコン準州 現地視察レポート⑫


ツームストン準州立公園の視察を終えた我々は、本日の宿泊地であるドーソン・シティへ向かいます。
ドーソン・シティは、ゴールド・ラッシュの時に建設された町。
それ以前は、先住民が夏季の漁業の際の宿営地として使っていただけの土地でしたが、ゴールド・ラッシュで町が建設されると、どんどん人口が増え続け、最盛期には4万人が暮らす町となりました。しかし、ゴールドラッシュの終焉とともにその人口は減り続け、ユーコン準州誕生以来の準州都でしたが、1952年にホワイトホースにその座を譲るとさらに人口の減少は加速されました。

現在では、約2,000人が暮らす町で、町の端から端まで歩いても10分もかからない小さな町です。
町を見下ろすドーム・マウンテンから見ても、その小ささがよく分かります。横を流れるのはユーコン川です。

Dawson_01

町全体がゴールド・ラッシュ最盛期の活気のあった当時の様子のまま保存、再現されており、その中を歩いていると、さながら当時にタイム・トリップしたかのような錯覚に陥ります。

Dawson_03

Dawson_02

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ここで宿泊したのは、『ダウンタウン・ホテル(Downtown Hotel)』。

Downtown_Hotel_01

このホテルもまたゴールド・ラッシュの時代を思わせる外観のこじんまりとしたホテルですが、実はななめ前には別館もあり、中に入るとアンティーク感をもたせながらも、客室にはしっかりとした設備、備品が整っており、快適な滞在ができました。

Downtown_Hotel_02

明日のエントリーからは、少し、ドーソン・シティの町を歩いてみたいと思います。

(つづく)

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カナダ・ユーコン準州 現地視察レポート⑪


秋のカナダと言えば、メープル(楓)が色づく紅葉が世界的にも有名です。この時期には世界中からこの美しい風景を求める人々がカナダを訪れ、中でもナイアガラ地域からケベック・シティへと続く全長約800kmの観光ルート『メープル街道』は、つとに多くの観光客を惹きつけています。

「カナダの紅葉=メープル街道」
カナダの大自然は、そんなに単純なものではありません。ここユーコン準州には、一風変わった紅葉が見られる場所があります。それが、ドーソン・シティ郊外にある、『ツームストン準州立公園』であり、今回の視察旅行の最大の目的地の一つです。
何が一風変わっているのか。
それは、このツームストン準州立公園はツンドラ地帯。そのツンドラの低木が8月下旬から9月上旬のわずかな期間に真っ赤に色づき、他では見ることのできない景観を生み出すのです。
我々がドーソン・シティの空港から向かったのは、ここ、ツームストン準州立公園です。

空港を出発してほどなくすると、車は「デンプスター・ハイウェイ」へと入ります。このデンプスター・ハイウェイは、ドーソン・シティ東部から北極海まで続く唯一の道路で、全長736km。美しい大自然の景色の中を走るこの道路自体が一つの観光名所となっています。ここをひた走り、ツームストン準州立公園を目指します。

Dempster_Highway

いよいよ、ツームストン準州立公園内に入って行きます。
天気はあいにくの曇り。それでも、花崗岩の尖った岩山と、その下に絨毯を敷き詰めたように広がるツンドラの紅葉は、まさに一幅の絵画のよう。紅葉のピークの8割程度の色づきと思われましたが、興奮の中でシャッターを切り続けたのでした。
余計な説明は不要かと思います。珍しいツンドラの紅葉を存分にお楽しみください。

Tombstone_01

Tombstone_02

Tombstone_03

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Tombstone_06

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存分にツンドラの紅葉を満喫した後は、腹ごしらえです。
園内にはレストランはありませんので、事前に買い込んで行ったパン、ハム、チーズ、野菜を自分たちでカットし、思い思いに手作りのサンドイッチを作っていただきました。
決して豪華ではなくても、大自然の中で食べる出来あいでない手作りのサンドイッチは、格別な味わいでした。

Tombstone_Lunch

(つづく)

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カナダ・ユーコン準州 現地視察レポート⑩


今日は、ゴールド・ラッシュで栄えた中心の町、ドーソン・シティへ向かう日です。
ホワイトホースとドーソン・シティ間は、陸路での5~6時間の移動の他に、約1時間の空路でも移動できます。今回我々は往路は空路、復路は陸路での移動となっていました。
この空の足を担っているのが、ホワイトホースの本拠地を置く、ユーコンの翼『エア・ノース(Air North)』です。

エア・ノースは1977年に設立された35年以上の歴史をもつ航空会社。ホワイトホース、ドーソン・シティをはじめとしたユーコンの町とブリティッシュ・コロンビア州、アルバータ州、ノースウェスト準州、米国のアラスカを定期便で繋いでいます。

2014-routemap

そのエア・ノースでのドーソン・シティへの空の旅。小さなホワイトホースの空港の中でも一番端のカウンターでのチェックインです。

AIR_NORTH_01

事前に現地のコーディネーターからも話を聞いていましたが、ホワイトホース~ドーソン・シティ間のフライトは、座席指定がなく、自由席とのこと。比較的低空を飛行し、窓から見える景色が素晴らしいので是非とも窓側の席を確保するべし、とのことでチェックインの後、朝食を済ませて、搭乗口で登場開始時刻を待ちます。

時刻になると、ターミナルの建物を出て、飛行機へ。一応、この空港には搭乗橋(ボーディング・ブリッジ)はありますが、徒歩で飛行機へと向かいます。
利用機材は英国製のホーカー・シドレー、双発のプロペラ機です。搭乗人数は、40人ほどでしょうか?

AIR_NORTH_02

AIR_NORTH_03

機内へ入るとみな目指すことは同じなのか、窓際の席から座席が埋まっています。
少し出遅れた感がありましたが、それでも仲間の助けもあって、無事に窓側の座席につくことができました。我々を乗せたホーカー・シドレー機は、予定より少し遅れてホワイトホースを離陸しました。

短いフライトということもあり、機内でのサービスは特にありません。
座った席がちょうどプロペラの横だったということもあり、若干視界は遮られていましたが、それでも眼下にはユーコンの大自然を存分に楽しむことができました。

AIR_NORTH_04

離陸後約1時間で目的地であるドーソン・シティに無事に着陸しました。
ドーソン・シティの空港は、空港と呼ぶのもはばかられるほど、小さな小さな建物でした。

DAWSON_CITY_AIRPORT

ここから、この視察の最大の目的地の一つ、ツームストン準州立公園を目指します。

(つづく)

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カナダ・ユーコン準州 現地視察レポート⑨


ブリティッシュ・コロンビア州のフレイザーでホワイト・パス&ユーコン・ルートを下車した我々は再び車でホワイトホースへ戻る途中、カークロスのすぐそばにある『カリブー・クロッシング・トレーディング・ポスト(Caribou Crossing Trading Post)』に立ち寄りました。

ここは、ユーコンの大自然に生息する野生動物を知り、犬ぞりを引く犬たちをはじめとした小動物と触れ合うこともできる、カークロス方面を訪ねる機会があったら是非とも立ち寄りたい施設です。

施設内には2つの小さいながらも充実した博物館が併設されています。
1つめはかつてのゴールド・ラッシュの時代、一旗揚げることを夢見た人々がどのような設備で、どのような環境でドーソン・シティを目指したのか、それらについての展示のある博物館。
もう1つは、ユーコンに生息する野生動物たちのはく製を数多く展示している博物館です。世界最大と言われる北極熊のはく製や、その他、バイソンなど「こんなに大きかったのか!」と驚くようなはく製たちが目白押しです。施設のホームページを見ると、「食物連鎖の一部に組み込まれる危険を冒すことなく、野生動物たちに近づいてみることが出来る絶好のチャンスです」と書かれているのが印象的です。

Bison

ここの施設で最も人気のあるアトラクションが、ドッグ・カート・ライドです。
いわゆる「犬ぞり」ですが、雪の上を滑るそりとは違って、タイヤのついたカートを犬たちが引っ張ってくれ、森の中をしばらくの間、遊覧するのです。(下の写真は、ホームページからお借りしました)

Dog_Cart

よく、「犬に人間の乗ったそりを引かせるのは可愛そう」というような声を耳にしますが、これは大きな誤解です。
犬たちはそりを引きたくて引きたくてたまらないのです。そりを引くことを楽しんでいるのです。
たくさんいる犬の中から、その回のカートを引く犬をマッシャー(御者)が選ぶのですが、その時にはどの犬もワンワンと吠えまくります。「僕(私)を選んで!」という犬たちのアピールです。

こうして選ばれた犬たちに引かれて、ドッグ・カート・ライドの始まりです。

Dogs_01

犬たちはよく訓練されており、マッシャーの掛け声一つで右に曲がったり左に曲がったり足を止めたり・・・見事なまでに統率がとれています。
犬たちをよく観察していると、中には少しだけサボっているように見える犬もいて、自然と笑顔がこぼれてきます。

Dogs_02

森の中にはいくつかのたらいに水が用意されている休憩場所が設けられており、そこに来ると犬たちは思い思いに体を冷やしたり、水を飲んだりして休憩をとり、再び走り出すのです。
以前、真冬のアラスカで犬ぞりを経験したことがありますが、とにかく寒さに耐えながら、早く終わることばかり考えていたことを思い出します。
それに比べて、うららかな日差しの中犬に引かれながら回る、約2km弱の森の遊覧は、あっという間に終わってしまった楽しいものでした。

施設にはレストランも併設されており、食事を楽しむことができます。
ドッグ・カート・ライドを楽しんだあと、バーベキューチキンの夕食をいただき、再びホワイトホースへと戻ったのでした。

BBQ_Dinner

(つづく)

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カナダ・ユーコン準州 現地視察レポート⑧


視察日程3日目、今日は陸路で一旦アメリカへ入国し、アラスカの港町スキャグウェイからブリティッシュ・コロンビア州のフレイザーまでの約45km、有名な絶景観光列車『ホワイト・パス&ユーコン・ルート(White Pass & Yukon Route)』の体験乗車の1日です。

朝、目を覚ますとお天気は今日もあいにくの曇り。今にも降り出しそうなお天気ですが、先日もお話ししたように、1日の中でもめまぐるしく天気が変わるこちらの空模様、加えて、今日はアメリカへ向かう日程ですので、お天気の回復を願いながらの出発です。

最初に車を停めたのは、ホワイトホースを出発して1時間ほど行ったところにあるカークロス。ユーコン準州内のコミュニティには、唯一の市であるホワイトホースをはじめ、いくつかの分類がありますが、ここカークロスは「居住共同体(Settlement)」に分類される小さな小さなコミュニティです。しかしながら、ホワイト・パス&ユーコン・ルートの歴史的には重要な役割を果たした場所であり、今でも昔ながらの店舗と真新しい店舗が共存しているところです。ここで、列車内でいただく、ランチ・ボックスをピックアップしました。

CARCROSS_02

CARCROSS_01

スキャグウェイに到着する少し前にアメリカの入国審査を行う建物があります。我々は数時間だけのアメリカ滞在ですぐにカナダへ戻るわけですが、それでも入国は入国。車を降りて建物に入り、入国書類の記入と両手十指の指紋採取、顔写真の撮影がしっかりと行われます。因みに、陸路でのアメリカ入国の場合、空路の場合には義務付けられているESTA(電子渡航認証システム)の事前取得は必要ありません。

ほどなくして、スキャグウェイに到着。

SKAGWAY_01

かつてのゴールド・ラッシュの時代、外部からドーソンシティを目指すには、ここスキャグウェイから険しい峠をいくつも越えて向かうしかありませんでした。
今では数多くの大型クルーズ船が毎日、数多くのクルーズ客を運んでくる一大観光拠点になっています。町並みは、かつての面影をそのまま残し、古き良き時代を感じられるようになっています。

SKAGWAY_02

ホワイト・パス&ユーコン・ルートの出発時間まで、少し時間をつぶすことにします。
ここで、今回乗車するホワイト・パス&ユーコン・ルートについて、少しご紹介したいと思います。

ホワイト・パス&ユーコン・ルートは、スキャグウェイの港から海抜約900mの高さの頂上まで僅か32kmで到達する、3.9%もの急こう配の坂を上っていきます。
ゴールド・ラッシュの声を聞きつけた人々は、前述のようにここからドーソン・シティをめざし、一旗揚げることを夢見ました。しかし、彼らは膨大な量の荷物を持って難所である峠を越えなければならなかったことから、それらの荷物と人々を運ぶため、数多くの鉄道建設の提案が出されては消えていきました。その中で実際に建設にこぎつけたのが、このホワイト・パス&ユーコン・ルートで、1898年に着工し、わずか2か月後には最初の4マイルの区間にレールが敷かれ、機関車の試運転が行われました。当時は、西半球で最北の鉄道でした。

2か所のトンネル開通、数多くの橋の建設、木製橋脚の建設など、様々な工事を行いながら、工事は南側からと北側からとの二手に分かれて行われ、1900年7月29日にカークロスで南北からのレールが出会い、一つになったのでした。

残念ながら、当初の目的であったゴールド・ラッシュは短い期間で終わってしまいましたが、その後も続いた銅や銀の掘削のための人やものの運搬を担い、そして、現在では、その風光明媚な絶景を求めて、数多くの観光客が乗車する、観光列車に生まれ変わったのです。

さて、いよいよ出発の時間となりました。
我々だけで1両を貸切り、列車はスキャグウェイを後にし、ぐんぐんと標高を上げていきます。

TRAIN_01

TRAIN_04

ここまでの半日、お天気の回復を願ってきましたが、残念ながらその願いも空しく、雨まで混じるお天気に。さらに、標高を上げれば上げるほど、どんどんと霧が濃くなってきました。何度もこの鉄道に乗ったことのある人でも、こんな経験は初めてとのことです。眼下に流れる川、数々の橋、山肌をくねって走る様子、湖など絶景が売り物のこの鉄道の魅力を余すところなく楽しむことは正直、できませんでしたが、合間合間にこのルートならではの景色を楽しむことができました。

TRAIN_02

TRAIN_03

ホワイト・パスの頂上を通過するとまもなく、今回の終着点であるフレイザーに到着です。車内にカナダの入国審査官が乗り込んできて、パスポートを確認するだけで、カナダへの入国手続きは終了です。
3ヶ月以内にアメリカへ戻る予定のない方は、ここでパスポートに留められている緑色の入国書類の半券を返却することをお忘れなく。

(つづく)

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