世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

March 2015

添乗員現地最新レポート インド/グジャラート州編⑤


前述のディウから次の滞在地ジャムナガルに向かう途中、一軒の製糖工場に立ち寄りました。

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インドは、世界最大の砂糖消費国であり世界第2位の生産国です。数年前の調査では5000万人の生産農家、50万人の製糖工場労働者が従事する重要な産業です。

そのため、インドの砂糖産業は、サトウキビ価格制度、徴収砂糖(貧困層への低価格での砂糖供給)、自由販売、流通量の規制により保護され、サトウキビ生産者の所得の維持や国内価格の安定が図られているそうです。

サトウキビ栽培は、主に天水灌漑に依存しており、モンスーン期の降雨量に大きく左右されます。生産量によって砂糖輸入と砂糖の輸出に転じるため、国際砂糖需給に大きな影響を与えています。

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(つづく)

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添乗員現地最新レポート インド/グジャラート州編④


グジャラート州が抱えるカーティヤワール半島の南端に、ディウと呼ばれる小島があります。
1961年にインドに返還されるまではポルトガルの飛び地領土、ポルトガル領インドの一部でした。今は、インドの連邦直轄地域のダマン・ディウ連邦直轄地域を結成しており、厳密に言うとグジャラート州ではありません。ディウは、本土と橋でつながっています。

町はアラビア海に面してリゾート的な空気が漂っています。西洋人の観光客も見かけ、彼らがビーチで寛いでいる姿を見かけます。ちなみに、グジャラート州ではなくなるので、ホテルやレストランでは酒類の販売がありました。

少し歴史をひも解くと、ディウはインド西部のアラビア海に面する要衝地であったため、14世紀からオスマントルコの支配下に置かれていました。そこに1509年ポルトガルが現れ、ディウ沖海戦で勝利します。その後、ポルトガルはヨーロッパとインドの間の貿易を独占しました。

ディウにはポルトガル植民地時代の建造物が今も幾つか残っています。私たちはポルトガルが建設した要塞を訪ねました。堅固な城壁や教会跡、当時の大砲などが今も残っています。

港の漁船と教会など合わせて紹介します。

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教会

港

港2

港3

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添乗員現地最新レポート インド/グジャラート州編③


インドでの食事はご存じの通り、カレーが中心になります。
グジャラート州は菜食主義者が多いため、野菜カレーや豆カレーが多のですが、現地の人が食するものは、激辛が殆どで、観光客泣かせです。インドのなかでも辛い物好きが多い州らしく、ホテルやレストランで注文する際、辛さを最低限抑えてもらいました。

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しかしながら、まだまだ辛いと思う事が殆どでした。それでも、辛いねと言いながらどれも美味なので食べすぎてしまいます。そんな時は、濃厚なラッシーで口の中を冷ませばOKです。

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ちなみに、海沿いでは魚料理、サモサ、タンドーリ・チキン、南インド料理や中華などもありますので、食事に関しては、そんなに飽きることはないです。

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途中、唐辛子を干している農家を訪ねました。唐辛子も辛さによって種類が多く、グジャラート州の町々から海外に輸出もしているそうです。

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添乗員現地最新レポート インド/グジャラート州編②


グジャラート州は北のラジャスターン州に比べると地味ですが、旅をしてみると遺跡もふんだんにあり、どこも旅行者が少ないため、穴場好きにはおすすめです。

この州は厳格なジャイナ教徒が多く暮らしており、菜食主義者が多く、ほとんどのレストランやホテルの料理に肉類はありません。また、酒類の販売をインドで唯一規制している州ですので、外国人が酒類を購入する場合は、許可書を取得する必要があります。

さて、パリタナという町の近くにジャイナ教最大の聖地シャトルンジャヤ山があります。

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標高550m程、麓から頂上まで約4000段の階段を登ります。聖山には大小合わせるとジャイナ教寺院は800程あり、インド各地から信者が集まります。

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ちなみに、ジャイナ教の聖地では皮革製品の持ち込みが禁止されており、革靴や皮財布、皮のベルトもご法度です。また、道中の飲食も原則禁止。しかしながら、人の目の届かない場所でなら水ぐらいはOKです。

私達は朝6:30頃山麓を出発し、9:00頃頂上に到達。そこからは先は靴を脱ぎ、壮大な寺院群を見学します。寺院群の規模と美しい装飾は見事で圧巻です。ここまで苦労しながらも頑張って登る価値は十分にあります。

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なお、山麓から籠を利用する事もできるので、足に自信のない方も頂上まで行くことが可能です。

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添乗員現地最新レポート インド/グジャラート州編①


3月22日、インド・グジャラート州へのツアーより帰国しました。
ツアータイトルは「インド カーティヤワール半島の西端へ グジュラート州の遺跡や聖地、伝統文化を見る 12日間」。まだまだ、一般的なインドのツアーでは訪れない地域です。

グジャラート州はインドの西部に位置し、北にラジャスターン州、東にマディヤ・プラデーシュ州、東南にマハーラーシュトラ州と接し、北西にパキスタン領のシンド州との国境があります。アラビア海に突き出たカーティヤワール半島とその付け根部分にあたり、北部にはカッチ湿原が広がります。

故マハトマ・ガンジー氏の出身州でもあり、ゆかりの地が多い他、現在のインドの首相モディ氏もグジャラート州の出身です。

古来から西アジアとの重要な交易地であって、インダス文明の港湾都市とされるロータル遺跡やカッチ湿原にあるドーラビーラ遺跡が発見されています。

ロータル遺跡は主要都市アーメダバードから南に80km、カーティヤワール半島の南側の付け根に位置するインダス文明の都市遺跡です。

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インダス文明最盛期から後期に至る遺跡で、紀元前2600年~1800年頃のもの。全体がほぼ正方形の厚い城壁に囲まれ、基壇上に築かれた穀物蔵や沐浴施設がみられます。また、城塞と市街地には計画的に配された街路に沿って家屋が連なります。

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また、東側の壁に隣接して「ドック」と呼ばれる、219m×37m、深さ4.5mのレンガ造りの巨大なプール様の施設が確認されています。ドックは、運河で近くを流れるサーバルマティー川につなげられていることから、メソポタミアとの交易のための船の引き込み用施設、港湾施設ではないかと考えられています。

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