ウンム・カイスはヨルダン北西部の町、イスラエルとの国境近くで、ゴラン高原とガリラヤ湖を望む丘の上に位置しています。

ゴラン高原 遠望

そこには、古代ギリシャ、ローマ時代の都市遺跡が残っており、新約聖書に登場するデカポリス(十都市連盟)の一つ、ガダラがあった場所とされています。

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マタイの福音書は「ガダラの豚」の逸話で有名です。
主イエスがガダラ人の地に着き、その地の墓場にレギオンという悪霊に憑かれて凶暴になった人が住んでいました。悪霊は、イエス・キリストを神の子として認めて、自分に底知れぬところへ行くように命じないように懇願しました。そこで、レギオンの体を出て、豚の群れに乗り移る許可をイエスに求め、イエスもそれを許可したので、悪霊は豚の群れに移り、豚の群れは崖を下ってガリラヤ湖で溺れ死にました。この事件がガダラ人の地に広まり、イエスはガダラ人の地から追い出されたと記されています。

ウンム・カイスは3,000人を収容した円形劇場やビザンチン時代の教会、浴場などの遺構があります。

劇場

バシリカ跡

教会跡

聖堂跡

柱土台

列柱通り

ウンム・カイスはシリアとの国境にも近いため、シリア内戦の影響による飛び火も否めませんが、私たちが訪れたときは金曜日(現地では休日にあたる日)ということもあって、家族連れなどで賑わっていました。

(つづく)

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