「シルクロード」という言葉を聞いて、真っ先に思い描く風景は一体、どんなものでしょう?
かつて、「NHK特集 シルクロード」が放映され、大きな反響を呼んだこともあり、敦煌や新疆ウイグル自治区といった、中国の西域の辺りをイメージする方が多いのではないでしょうか?

しかし、シルクロードが東洋と西洋の物と文化が行き交い、それらが交じり合った道であることを考えると、もっと相応しいイメージがあるように思います。
それは、中央アジアはウズベキスタンの古都、サマルカンドです。

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本日は、サマルカンドについて、簡単にご紹介したいと思います。

サマルカンドは、古来、シルクロードの要衝として繁栄を極めていましたが、13世紀にモンゴルの侵攻を受け、廃墟と化してしまいました。そのサマルカンドを甦らせたのは、英雄ティムールでした。14世紀末から15世紀にかけて、サマルカンドはティムール朝の首都として栄え、同時に、ティムールは世界中のどこにもない美しい都市をこの地に建設することを夢見て、各地の遠征先から優れた芸術家や技術者を連れ帰りました。その結果、様々な文化の融合をサマルカンドの街中で見ることができるようになったのです。
例えば、「サマルカンド・ブルー」と呼ばれる色鮮やかな青色タイルは、中国の陶磁器とペルシャの顔料が出会って誕生したものなのです。

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2001年、サマルカンドはユネスコの世界文化遺産に登録されました。その登録名は、「サマルカンド―文化の交差路」。まさに、東西の文化が交わって生まれた地であること自体が遺産として評価されたからであり、だからこそ、真のシルクロードのイメージ、姿がそこには見て取れるのです。

サマルカンドは、ステップ気候から地中海性気候へ移行する中間的な気候帯に属し、その移行部特有の抜けるような青空と青いタイルがこの町の象徴であり、ゆえに『青の都』と呼ばれています。

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この景色を見るだけでも、ウズベキスタンを訪問する価値は十分にありますし、何時間もそんな風景を眺めながら、古のシルクロードに思いを馳せるのも贅沢な旅の味わいかもしれません。

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