日本国内だけでもいわゆる新興宗教と呼ばれるものは星の数ほど存在しますが、さらに世界中の国々にも目を向けると、その数は無限に存在すると言っても言い過ぎではないでしょう。

しかし、その大多数が世界四大宗教である、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教のいずれかの教えを基本理念として据え、その分派という形で存在しているのが実態です。
そんな中で、ベトナムの新興宗教カオダイ教は一風変わった性格をもった宗教です。

ベトナム南部の商業の中心ホーチミンから北西へ約100㎞、タイニン(西寧)というところにカオダイ教の総本山は置かれています。ホーチミンからは車で2時間30分~3時間ほどの距離です。

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敷地内に入ると、上の写真のような派手な装飾を纏った独特な佇まいを見せる中央礼拝堂が姿を見せます。
カオダイ教は、一つの宗教の教えを基に派生した宗教ではなく、儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教の教えを融合したものであり、これら五教を土台としたことから、「カオダイ=高台」と名付けられて1919年にゴ・ミンチェンという人物によって興された宗教です。

面白いのは、たくさんの聖人が崇拝されており、孔子、老子、釈迦、観音菩薩、イエス・キリスト、ムハンマドから始まり、ソクラテス、ビクトル・ユーゴー、トルストイ、孫文といった世界の偉人達もが聖人として名を連ねています。これらの聖人たちの絵などを礼拝堂の外壁に見ることができます。

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礼拝堂の中央に本尊として祀られているのが「天眼」と呼ばれる目玉。
「宇宙の原理」「宇宙の至上神」の象徴とされ、ベトナム道教の最高神玉皇上帝の目玉とされています。礼拝堂の至るところにこの天眼を見ることができます。

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1日に4回礼拝が行われ、信者たちは独特の白い装束をまとい、礼拝堂へと集まってきます。
一説には、信者は100万人とも300万人とも言われ、総本山のあるタイニン省に限って言えば、人口の7割、あるいは三分の二がカオダイ教徒だと言われています。

このカオダイ教総本山へは、ホーチミンからの日帰り観光として訪れることができます。
いつでも訪れることは可能ですが、上記の日に4回の礼拝の時間に合わせて訪れれば、よりカオダイ教の未知の姿を垣間見ることができるでしょう。

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