2015年9月13日(日) 第22日目

本日は、阿克蘇から中国での最終地である喀什(カシュガル)へ向かいます。

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途中、西克爾(シクル)という場所で昼食。こういった食堂でいただくのもここで最後。

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今日はいつもと違って「炒麺」という、麺をちぎって煮立った湯の中に放り投げ湯がいた麺を、炒めた具材の中でさらに炒めた料理をいただきました。パスタにも似た麺です。お味は好吃!

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また、ここ西克爾はメロンで有名なところで、甘いメロンも美味しくいただきました。

MELON

その後は一路、喀什へ。
今日の観光は香妃墓からスタート。

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ここは、喀什の実権を握っていた指導者アパク・ホジャとその家族の墓で、1670年アパク・ホジャが父ホジャ・ユースフの為に建てたものが拡大していきました。清の乾隆帝に嫁いだウイグル人妃イパルハンが葬られていると言われています。ちなみに彼女からナツメの花のような芳しい香りがしたことから「香妃」と呼ばれています。

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その後はバザールへ。今日は日曜日。ということで普段よりもたくさんの人たちが訪れる日曜バザールが行われています。

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ここでもあらゆるものが売られていますが、中には喀什名物のざくろジュースがあり、皆さんお試しになりました。

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そして、街の中心・エイティガール寺院へ。

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1798年建造の新疆最大のイスラム教寺院。何度か修復され1872年、大規模な改修工事が行われました。イスラム教の祭日には、約3万人の信者が訪れるそうです。礼拝間際で入れるか心配でしたが、ガイドのヤリクンさんの友人がいたので何とかセーフ。中の礼拝堂を見学しました。

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この寺院の周辺は職人街と呼ばれるウイグル人居住区になっています。その名の通り、職人が喀什特産の民族楽器や刺繍帽、銅製品、また、ナンやシシカバブなどを作って売っています。こちら喀什でもやはり開発の波が押し寄せていますが、そんな中でもまだウイグル色が色濃く残る地域です。

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ここでサムサという肉のパイを買っていただきました。

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その後バスに乗り夕食レストランへ。場所は色満賓館。20世紀初め、ロシアとイギリスの帝国主義的対立によって両国の総領事館が喀什に置かれ、ここは旧ロシア総領事館が置かれていた場所です。その歴史的な場所での夕食です。

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鍋料理をいただきました。日本の鍋とは違って2段式、具材は牛肉、羊肉、白菜・大根などの野菜です。味付けは黒酢、ごま油、唐辛子、にんにく、落花生、香菜(パクチー)などで、この辺りが日本と違うところでしょうか。

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傍らでは、ウイグルの民族音楽の演奏が行われており、私たちも鑑賞させていただきました。

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2015年9月14日(月) 第23日目

今日はカラクリ湖まで約200km、走っていきます。が、内80kmが道路工事ということで小型バスでの移動です。

COASTER

喀什を出たところにある烏帕爾(ウパール)村で休憩。ここでナンとメロンの非常食を購入し、何があっても大丈夫です(笑)

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途中、ガイズ河と山が見られるところで写真ストップ。赤土の山、河、そして奥に雪山とそのコントラストが素晴らしいのでみんな止まっていきます。

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ここは国境にも近いということで検問所が設けられています。

CHECK_POINT

パキスタンまで320km、キルギスまで160km。パスポートを見せて無事通過。

至る所で道路工事が行われていました。建設中の橋脚もたくさん見られましたが、その名の通りハイウェイが造られており、数年後に訪れると風景が一変していそうな雰囲気です。

HIGHWAY

カラクリ湖手前30kmには美しいブロンコリ湖があります。右から天山山脈、その奥に崑崙山脈そして青い湖。皆さん、写真撮影と緑の石探しです。この辺りで標高3,300m。カラクリ湖までもう少しです。

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そして、ようやく標高3,600mにあるカラクリ湖に到着。残念ながらコングール山(7,719m)とムスタグアタ山(7,546m)の頂は見えなかったのですが、天気は晴れ、透き通った綺麗な湖が見られました。日差しは暖かいのですが風は冷たかったです。

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昼食は湖畔にあるキルギス族のテントにて。

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この辺りは、キルギスに近いということでキルギス族の人たちがたくさん住んでいます。キルギス族のテント(ユルタといいます)の中で中華料理をいただきました。

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再び同じ道を通って喀什へ。途中休憩、そしてバスの洗車も。

CAR_WASHING

喀什ホテルに到着し、すぐ近くのレストランで夕食を摂り一日が終了しました。今日は長らく無料のマッサージ(ガタガタ道を走った振動のことです!)を受け、大変お疲れ様でした。明日はツアー始まってから2回目の休息日。まだまだこれから続く長いツアーに備え、ゆっくり体を休めましょう。

最後に、宿泊した横にある人民広場の夜の様子をご紹介します。

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(つづく)

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