アタカマ塩湖は、サンペドロ・デ・アタカマの南55kmの場所にあり、山々に囲まれていて外部へ水が流出できない塩湖です。東にはアンデス山脈の主山脈、西にはアンデス山脈の第2山脈であるドメイコ山脈が連なっています。

この塩類平原は3,000㎢の広さがあり、長さ約100km、幅80kmにおよびます。 ボリビアのウユニ塩湖に次ぎ、世界で2番目の大きさを誇ります。

ここで特筆すべきは、フラミンゴが食しているアルテミアの存在です。アルテミアの祖先は,数億年前の古生代に現れたといわれています。例えば、その近い仲間に三葉虫が知られていますが、すでに2億4500万年前に死に絶えています。他の生物は死に絶えてしまったのに,どうしてアルテミアは現在まで生き延びることができたのか?

アルテミアは,環境が厳しくなると卵を生むようになり,その卵が厳しい環境に耐えることができるのです。卵は乾燥に耐え,10年でも20年でも生き続けることができるといわれています。これは完全に乾燥しないための物質であるトレハロースを卵に含んでおり、現在では食品などの保湿成分として利用されています。

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(つづく)

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