釜山から青松への移動を終え、1泊目の宿泊は今回の招聘元である青松文化観光財団が運営する民芸村の中にある韓国の伝統家屋である「韓屋」です。

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韓屋とは、韓国伝統の建築様式で建てられた家のこと。
特徴としては、元々の地形を考慮した家の配置と、季節の変化を考慮した家の構造にあります。前には水が流れ、背後には山が聳える、いわゆる「背山臨水」が良しとされています。

今回宿泊した韓屋は、民芸村の一部として新しく建てられたものですが、上記のような特徴をしっかりと踏襲して建てられています。実はまだ正式オープンの前でしたが、特別に宿泊させていただきました。

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ご覧いただいてお分かりのように、床に直接布団を敷く、日本で言う旅館のような形式です。棟や部屋によってその大きさはまちまちで、複数人で宿泊できる部屋から、間を戸で仕切れる部屋まで様々です。一律ではないがゆえに、どの部屋に当たっても言いっこなしです。

新しく建てられたものだけあり、電気式のオンドル(伝統的な床暖房)やインターネットのLANポートも備えています。オンドルがありますから、冬場であってもぽかぽかと暖かくお休みいただくことができます。
トイレとシャワーはいくつかの部屋に1つ設置されており、共同となります。ただし、十分な量のお湯が供給されていますので、利用については全く不自由はないでしょう。

棟によって建物がことなり、そこを散策するだけでも昔の韓国にタイム・トリップしたような不思議な感覚を楽しむことができます。

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何泊もするとなると億劫な感じを受けるかもしれませんが、1泊程度であれば、韓国の伝統を肌で体験する貴重な機会となり、また、旅の良い思い出になるのではないでしょうか?

(つづく)

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