青松はまた、朝鮮白磁の郷としても知られています。
今回の宿泊した韓屋のある民俗村の中には、朝鮮白磁の歴史を辿ったり、秀逸な作品を展示する施設が整えられており、また、登り窯も設置され、白磁を実際に作る体験もできるようになっています。

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かつて、青松には36もの白磁の窯元が存在していましたが、徐々に衰退の一途をたどり、今では僅か1つの窯元が残るのみとなり、細々とその伝統技術を今に伝えています。

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白磁はまた、日本ともゆかりの深い焼き物です。
豊臣秀吉の文禄・慶長の役の際に捕虜として日本へ連行されてきた朝鮮白磁の陶工たちは、薩摩の地で故郷の白磁を再現しようとし、それが現在の薩摩焼の基礎として発展しました。
そんな歴史も、日本語の字幕付きVTRで見ることができます。

決して大きな展示館ではありませんが、青松白磁の歴史を知り、その逸品を鑑賞するにはちょうどよく、興味深い展示施設です。(※今回、特別に許可をいただき、展示物の写真を撮影しました)

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(つづく)

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