スリランカの旧国名はセイロン。そう、かの有名なセイロン・ティーの原産国です。
セイロン紅茶として親しまれているスリランカの紅茶は、イギリス、中東、ロシア、その他多くの国々へ輸出されています。紅茶といえばイギリスというイメージですが、実は英国メーカーの紅茶にもスリランカ産の紅茶が多く使用されています。

19世紀、イギリスはインドでの紅茶生産を成功させると、拡大すべく茶園をスリランカにも広げていきました。スリランカは気象条件が紅茶の生産に合っており、強い日差しと冷涼な気候を兼ね備えた丘陵地帯で生産される紅茶は香味に優れ、ヌワラエリヤをはじめとする一帯は紅茶の畑で覆われるようになりました。

ヌワラエリヤの「マックウッド・ファインティー社」の紅茶工場では、紅茶の製造過程を見学したり、高品質の紅茶を購入することができます。

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1841年の創業以来、現在も27,000エーカーに及ぶ茶畑を所有しており、海外はもとより国内からも多くのお客様が訪れています。

よく、ヌワラエリヤは日本の軽井沢に例えられます。
避暑地らしい気候と滝や川が流れる自然に恵まれた光景の中、背負っているバスケットに手際よく茶葉を収めていく女性たちの姿が印象的でした。

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(つづく)

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