グジャラート州の南西部にポルバンダルという町があります。
アラビア海に面していて、1948年までポルバンダル藩王国の首都であった場所です。何よりインドではインド独立の父マハトマ・ガンジー氏の生誕地として有名です。グジャラート州はガンジー氏の活動の拠点となり、主要都市アーメダバードには修道場が博物館として残っています。
ポルバンダルにはガンジー氏が生まれた建物が今も残り、連日、多くの観光客で賑わっています。
ガンジー氏は18歳にイギリスへ弁護士の勉強に行くまで、ここで暮らしていました。寺院のような入口で靴を脱いで中庭に入ると、所々にガンジー氏の顔写真やポートレイト、またガンジー氏の生い立ちを紹介したパネルが並んでいます。
実際に生活していた建物内には、ガンジー氏が生まれた場所にヒンドゥー教で用いられる吉祥の印と顔写真があり、記念撮影をする観光客を見かけます。2階には往時に読書室と使われた部屋やキッチンが残っています。
また、話は変わりますが、ポルバンダルの海岸沿いに造船所があると聞き訪ねてみたところ、木造のダウ船を作る作業員を見ることができました。500年以上前、アフリカやヨッロッパとの貿易で活躍したダウ船を彷彿させます。
(つづく)
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