世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

世界の雑学

世界最小レベルの島国 ニウエ


2015年5月15日、日本政府は新たな国を国家承認することを決めました。その名は、ニウエ(Niue)。日本にとっては195番目に国家承認した国となります。

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ニウエは、南太平洋に浮かぶ小さな島国。その国土面積は259㎢で、島の一周は67kmで、国家としても最小レベル、島国に限って言えば5本の指に入る小ささです。現在の人口は1,500人ほどで、経済の停滞が理由で、その数も徐々に減って来ています。
首都はアロフィ。ここに空港があり、ニュージーランドから定期便が週に2便、就航しています。

イギリス女王を元首とする立憲君主制をとっており、総督は、ニュージーランド総督が兼任しています。1974年の独立以来、ニュージーランドとは自由連合関係を維持しており、軍事・外交を同国に委任しています。そして、国民はニュージーランドの市民権も有しています。

また、ニウエが昨年話題に上ったのは、その通貨を発表したことでした。
片面にエリザベス女王、もう片面にディズニーのキャラクターを刻印した硬貨を発行すると発表したのです。

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ニウエの観光的魅力は、手つかずの大自然。

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先にも書いたように、週に2便しか航空便が就航していないため、スケジュールの組み方が非常に難しいところですが、ほんとんどの方が訪れたことのないこのニウエ、他に先駆けて訪問を果してみたいものです。

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添乗員現地最新レポート 四川省/カンゼ・チベット自治州編⑪


チベットでは人が亡くなったとき、火葬、水葬、樹葬、鳥葬などいくつの葬儀があります。地域や年齢、身分により葬儀のスタイルは分けられます。ラルン・ガル・ゴンパでは鳥葬が行われており、裏山にある鳥葬場で一般人もまだ見学が可能です。儀式の後、職人により遺体が解体され、ハゲタカに食わせてしまいます。彼らは人が亡くなると、心は肉体を離れて来世への転生へ向かっているため、肉体は不要であり、他の生き物のために役立てようという考えがあります。

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午後14:00、「オムマニペメフム」と祈りの言葉を合掌、見学者も一緒にします。不思議だったのは、この時点でハゲタカの姿が1羽も見当たらなかったことです。私たちは、山の斜面に座っているため、視界が開けており、遠くの山並みまで見渡せましたが、どこにもハゲタカの姿はありませんでした。
14:30頃、棺桶や布に包まれた遺体が運ばれてきて、職人により解体が始まります。解体場所には簡易の柵が設けられ、準備が整うまでハゲタカの侵入を防ぎます。

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ハゲタカの姿がないので、煙でも焚いて呼ぶのかと思いきやそんな雰囲気もなく時間が過ぎました。しばらくして、ふと遠くの空に目を向けると、ハゲタカの大群が目に飛び込みました!ゆうに100羽は超えており、旋回を続けながらハゲタカは徐々に距離を近づけ、最終的に解体場所につながる山の斜面に舞い降りました。

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遺体の解体が終わるのを待ちきれないハゲタカが、少しずつ斜面を降りて行きますが僧に追いやられます。そして、準備が整い柵が取り払われた瞬間、ハゲタカの大群は土煙を上げながら斜面を一気に駆け下り、遺体に群がりました。

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数年前から四川省の隣のチベット自治区人民政府は、鳥葬場面の見学禁止と宣伝禁止としています。今後、四川省内のチベット人地域での鳥葬見学も一切できなくなる日がそう遠くない日にやってくるのでしょう。

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添乗員現地最新レポート 四川省/カンゼ・チベット自治州編⑤


皆さん、冬虫夏草(とうちゅうかそう)をご存知でしょうか。

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冬虫夏草は、ガの仲間の幼虫に寄生するキノコの一種で、中医学・漢方の生薬、薬膳料理、中華料理などの素材として用いられます。春の終わり頃から初夏にかけてが採集に適した時期になります。

青海省、雲南省、四川省、チベットにいたる3,000~4,000mの高山・高原に分布しており、絶対量が少ないので幻のキノコと呼ばれ、大変に珍重されています。

古来より愛用され、中国の歴代王朝では強壮・精力増強、疲労回復、諸病治癒、不老長寿の高貴薬として、常に珍重されてきました。とくに、究極の精力剤として昔から精力増強に効果があるといわれており、まむし、スッポン、オットセイのペニスなどとは同一視できない劇的な効果が多数報告されているとか。

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ちなみに、お値段は1kg100万円も珍しくないとか。この旅でも、丹巴や道孚の街中で市が開かれているのをよく見かけましたが、1本2000~3000円も普通でした。

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添乗員現地最新レポート インド/グジャラート州編⑳


もう1つ、パトラの町を有名にしているのが、パトラ織です。パトラ織りは高度な技術と手間がかかる仕事で、今では化学染料と機械織りに押され、パトラのサルヴィ家という一族のみにより織り続けられています。

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歴史のひもを解くと、インドで生まれた絣は東南アジアを経て琉球に入り、日本でも伝統産業になりました。インドネシアで有名な布、更紗やイカットは日本でいう絣にあたります。すべてが手織りで、島により異なる伝統的な文様が見られ、その中でも貴重なのがグリンシンと呼ばれる布です。これはダブルイカットといい、経糸と緯糸の両方に模様をつけて染める非常に高度な技術を要する技法です。じつは、この技法のルーツはインドのパトラ織りだといわれています。

(つづく)

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添乗員現地最新レポート インド/グジャラート州編⑤


前述のディウから次の滞在地ジャムナガルに向かう途中、一軒の製糖工場に立ち寄りました。

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インドは、世界最大の砂糖消費国であり世界第2位の生産国です。数年前の調査では5000万人の生産農家、50万人の製糖工場労働者が従事する重要な産業です。

そのため、インドの砂糖産業は、サトウキビ価格制度、徴収砂糖(貧困層への低価格での砂糖供給)、自由販売、流通量の規制により保護され、サトウキビ生産者の所得の維持や国内価格の安定が図られているそうです。

サトウキビ栽培は、主に天水灌漑に依存しており、モンスーン期の降雨量に大きく左右されます。生産量によって砂糖輸入と砂糖の輸出に転じるため、国際砂糖需給に大きな影響を与えています。

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(つづく)

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