世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

アラスカ

蒼い光が作り出すファンタジーの世界 メンデンホール氷河洞窟(アラスカ州/ジュノー近郊)



アメリカ・アラスカ州ジュノーから約19kmほど行ったところにあるのがメンデンホール氷河です。

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この氷河は市街地から最も近い氷河とされ、3,840㎢のジュノー大氷原を源とする38の氷河の一つ。その名前は、1898年にこの氷河を調査した物理学者で気象学者でもあるトーマス・メンデンホールに因んで名づけられました。
幅2.4km、高さ30mもあるこの巨大な氷河には氷が溶けることでできた洞窟があり、その中を探索することができます。その中に入って行くと・・・

青白い光が降り注ぐその様子は、正に幻想的。まるで、ファンタジーの世界に迷い込んだ錯覚にすら陥ります。
長年の年月をかけて氷が溶けた天上は湾曲しており、それがそれがプリズム効果を果して降り注ぐ太陽の光を繊細に反射させて、洞窟内を青く染め上げているのです。

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また、洞窟内には川も流れており、その様子は「絶景」以外の何物でもありません。

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残念なことにこの氷河も例外にもれず、近年の気象変動の影響を受け、どんどん小さくなっているといいます。いずれ、この絶景も見られなくなってしまう日が来てしまうのかもしれません。

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カナダ・ユーコン準州 現地視察レポート⑧


視察日程3日目、今日は陸路で一旦アメリカへ入国し、アラスカの港町スキャグウェイからブリティッシュ・コロンビア州のフレイザーまでの約45km、有名な絶景観光列車『ホワイト・パス&ユーコン・ルート(White Pass & Yukon Route)』の体験乗車の1日です。

朝、目を覚ますとお天気は今日もあいにくの曇り。今にも降り出しそうなお天気ですが、先日もお話ししたように、1日の中でもめまぐるしく天気が変わるこちらの空模様、加えて、今日はアメリカへ向かう日程ですので、お天気の回復を願いながらの出発です。

最初に車を停めたのは、ホワイトホースを出発して1時間ほど行ったところにあるカークロス。ユーコン準州内のコミュニティには、唯一の市であるホワイトホースをはじめ、いくつかの分類がありますが、ここカークロスは「居住共同体(Settlement)」に分類される小さな小さなコミュニティです。しかしながら、ホワイト・パス&ユーコン・ルートの歴史的には重要な役割を果たした場所であり、今でも昔ながらの店舗と真新しい店舗が共存しているところです。ここで、列車内でいただく、ランチ・ボックスをピックアップしました。

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スキャグウェイに到着する少し前にアメリカの入国審査を行う建物があります。我々は数時間だけのアメリカ滞在ですぐにカナダへ戻るわけですが、それでも入国は入国。車を降りて建物に入り、入国書類の記入と両手十指の指紋採取、顔写真の撮影がしっかりと行われます。因みに、陸路でのアメリカ入国の場合、空路の場合には義務付けられているESTA(電子渡航認証システム)の事前取得は必要ありません。

ほどなくして、スキャグウェイに到着。

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かつてのゴールド・ラッシュの時代、外部からドーソンシティを目指すには、ここスキャグウェイから険しい峠をいくつも越えて向かうしかありませんでした。
今では数多くの大型クルーズ船が毎日、数多くのクルーズ客を運んでくる一大観光拠点になっています。町並みは、かつての面影をそのまま残し、古き良き時代を感じられるようになっています。

SKAGWAY_02

ホワイト・パス&ユーコン・ルートの出発時間まで、少し時間をつぶすことにします。
ここで、今回乗車するホワイト・パス&ユーコン・ルートについて、少しご紹介したいと思います。

ホワイト・パス&ユーコン・ルートは、スキャグウェイの港から海抜約900mの高さの頂上まで僅か32kmで到達する、3.9%もの急こう配の坂を上っていきます。
ゴールド・ラッシュの声を聞きつけた人々は、前述のようにここからドーソン・シティをめざし、一旗揚げることを夢見ました。しかし、彼らは膨大な量の荷物を持って難所である峠を越えなければならなかったことから、それらの荷物と人々を運ぶため、数多くの鉄道建設の提案が出されては消えていきました。その中で実際に建設にこぎつけたのが、このホワイト・パス&ユーコン・ルートで、1898年に着工し、わずか2か月後には最初の4マイルの区間にレールが敷かれ、機関車の試運転が行われました。当時は、西半球で最北の鉄道でした。

2か所のトンネル開通、数多くの橋の建設、木製橋脚の建設など、様々な工事を行いながら、工事は南側からと北側からとの二手に分かれて行われ、1900年7月29日にカークロスで南北からのレールが出会い、一つになったのでした。

残念ながら、当初の目的であったゴールド・ラッシュは短い期間で終わってしまいましたが、その後も続いた銅や銀の掘削のための人やものの運搬を担い、そして、現在では、その風光明媚な絶景を求めて、数多くの観光客が乗車する、観光列車に生まれ変わったのです。

さて、いよいよ出発の時間となりました。
我々だけで1両を貸切り、列車はスキャグウェイを後にし、ぐんぐんと標高を上げていきます。

TRAIN_01

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ここまでの半日、お天気の回復を願ってきましたが、残念ながらその願いも空しく、雨まで混じるお天気に。さらに、標高を上げれば上げるほど、どんどんと霧が濃くなってきました。何度もこの鉄道に乗ったことのある人でも、こんな経験は初めてとのことです。眼下に流れる川、数々の橋、山肌をくねって走る様子、湖など絶景が売り物のこの鉄道の魅力を余すところなく楽しむことは正直、できませんでしたが、合間合間にこのルートならではの景色を楽しむことができました。

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ホワイト・パスの頂上を通過するとまもなく、今回の終着点であるフレイザーに到着です。車内にカナダの入国審査官が乗り込んできて、パスポートを確認するだけで、カナダへの入国手続きは終了です。
3ヶ月以内にアメリカへ戻る予定のない方は、ここでパスポートに留められている緑色の入国書類の半券を返却することをお忘れなく。

(つづく)

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