Eram_Garden_01

2011年、イラン国内の9つの庭園が一括して世界遺産に「ペルシャ式庭園」として登録されました。
ペルシャにおける庭園の歴史は、紀元前4000年代にまで遡り、現在確認できる最古の庭園は、紀元前500年代に建設されたパサルガダエ庭園です。

そのうちの一つ、エラム庭園は、シラーズにある有名な歴史的庭園です。
起源は11世紀に遡り、イランを代表する詩人ハーフェズが自らの詩の中でもエラム庭園について述べています。18世紀には豪族の住居として利用されるようになったこともあります。

ペルシャ式庭園は、地上へ天国を映し出すことを試みた形式であり、自然のままを強調する東洋風庭園とは大きく異なります。幾何学的に創造された庭園は、噴水や池が点在し、杉並木や多種の花々が印象的です。

Earm_Garden_02

Eram_Garden_03

庭園を訪れる人々は皆、ゆっくり散歩したり、芝生の上で寛ぐなど、それぞれの楽しみ方で美しい庭園を満喫しています。

(つづく)

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