ドーソン・シティの町がさほど大きな町ではないことは先日のエントリーでもお話ししました。
そんな小さな町ですから、観光客が楽しめるエンターテインメントが数多くある、というわけにはいきませんが、その中でもいくつかの面白いエンターテインメントをご紹介したいと思います。

この町一番のエンターテインメントと言えるのが、『ダイヤモンド・トゥース・ガーティーズ・ギャンブリング・ホール(Diamond Tooth Garties Gambling Hall)』。

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ここでは、本格的なカジノとゴールド・ラッシュ時代を彷彿とされるカンカン・ショーの両方を楽しむことができます。
カジノはブラック・ジャックを初めとしたテーブル・ゲームとスロットマシーンが中心で、カンカン・ショーのステージの周りにゲームが配置されていることから、カジノをしながらカンカン・ショーも同時に楽しむことも可能です。

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カンカン・ショーは、20:30、22:00、24:00の3回の上演となっており、各回ともに上演される内容が異なります。
華やかな衣装に身を包んだ踊り子たちが華麗に舞い、ステージの最後の方には観客数人も舞台へと誘われ、カンカンダンスを体験します。

ステージが終わった後には、ダンサーたちが舞台前に集合し、記念撮影にも応じてくれます。

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インターバルがさほど長くありませんので、ステージとステージの間にカジノを楽しみつつ、3つのステージをすべて制覇するというのもいいかもしれません。

次にご紹介するのは、世界中どこを探してもここ、ドーソン・シティにしかない『サワートー・カクテル(Sourtoe Cuctail)』です。
今回宿泊したダウンタウン・ホテルのバーでのみ、毎日21時から体験することができるこのサワートー・カクテルとは、お酒の中に凍傷で切断した親指のミイラを入れて飲む、というものです!

まず、バーのカウンターで自分の好みのお酒を購入します。
順番が回ってくると、サワートー・カクテルを実施している男性に5ドルを支払い、名前と国籍を聞かれます。その後、サワートー・カクテルについての説明が行われ、購入したお酒の中に親指のミイラが入れられます。

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これを一気に飲み干すのですが、その際には2つのルールがあります。
  1. 指のミイラが唇に触れないと飲み干したことにはならない
  2. もし、指のミイラを飲みこんでしまった場合には、2,500ドルの罰金

かつて何人かが指を飲みこんでしまったことがあるといい、ゆえに、この指も既に何代目かということでした。

きちんと指が唇に触れ、飲み干したと認められると、氏名の入った認定証をもらうことができます。

決して気持ちのよいものではなく、グロテスクですらありますが、ドーソン・シティ訪問の記念に、度胸試ししてみるのもいいかもしれません。結構な数の人が挑戦していますよ!


(つづく)


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