ヨルダン北西部の村にタバカット・ファハル遺跡はあります。
この付近は肥沃な農業地帯として知られており、主に果実、小麦、オリーブなどを栽培しています。
イスラエルと共有するヨルダン川の水を利用した感慨水路が見られ、村の市場も活気に溢れていました。
砂漠地帯がほとんどを占めるヨルダンで唯一、緑豊かな土地が広がる場所と言えるでしょう。ここでの農業従事者は18万人に上ります。
この地に関する記述では、エジプト古王国時代よりカナン人交易が行われ、新約聖書に登場するデカポリス(十都市連盟)の一つペラとして栄えたとあります。8世紀に起きた地震で衰退しました。現在も、劇場や教会の遺構が見られます。
ヨルダンの多様な自然に驚かされるとともに、北西部は昔から自然環境に恵まれた、戦略上も重要な土地だったことがよく分かりました。
(つづく)
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