本日から、中央アジアはウズベキスタン12日間のツアーの添乗員現地レポートの始まりです。
9月上旬のツアー中は連日晴天続きで、日中は35℃ぐらいまで気温が上がる日もありました。現地の人から言わせると、7、8月には日中45℃にもなるとのこと。日本の気候と比べると湿度は低く乾燥しており、朝晩との寒暖差を踏まえると、9月は観光にはちょうど良い時期です。

今回の訪問箇所は主要な観光地サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、そしてカラカルパクスタン共和国の州都ヌクス。ヌクスからは北部に位置するムイナクまで足を運び、アラル海にある通称「船の墓場」を訪ねました。

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最初に訪ねたアラル海は、ウズベキスタンとカザフスタンに跨る塩湖です。1970年代、ソ連による綿花栽培の灌漑用水として湖水が用いられたため、半世紀で約5分の1に縮小したことで知られています。現在は4つの湖に分かれています。

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私たちが訪ねたムイナクは、かつて漁業が盛んな港町でした。しかし、湖の縮小が進むにつれ、漁師や缶詰工場などで働く人々は失業し、しまいには塩害による環境問題も起きました。
そして、かつては動植物が多様に存在した湖は今、砂漠化しています。

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人々は湖底に放置された船の残骸を残し、「船の墓場」として保存しました。無謀な政策が招いた悲劇について考えさせられます。

博物館

博物館2

博物館3

博物館4

(つづく)

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