世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

キューバ

添乗員現地最新レポート キューバ編③


いよいよサンチャゴ・デ・キューバから首都ハバナまでの大横断がスタートです!

まず初めに向かったのは『グランマ号記念国立公園』です。

GranmaNP_Entrance

豊かな自然を育むこの国立公園は、地質学や生物学など世界にとって貴重な遺産であるだけでなく、キューバの歴史にとっても大変に価値の高い場所でもあるのです。
というのも、ここはかつてメキシコに亡命していたカストロやゲバラが革命を目指して最初に上陸を果たしたのがこの場所だったからです。その時に乗っていた船の名前が「グランマ号」で、その船の名前にちなんでこの国立公園の名前がつけられました。そして、1999年、キューバ初のユネスコ世界自然遺産に登録されたのです。

今回、私たちは専門ガイドと共に公園内の森に残る16世紀の先住民の聖なる洞窟まで約2kmを散策しました。乾燥した赤茶色の土の道に、所々サンゴの跡が見られます。

Old_Coral

また、大きなエアープランツ(空気中の水分を吸収して成長する、土は全く不要な植物)と花が目を楽しませてくれます。

Airplants

目的の洞窟(鍾乳洞)自体の規模はさほど大きくはないですが、今も「聖水」と呼ばれる水たまりがあり、静寂の雰囲気の中、先住民が崇拝した石像が置かれています。愛嬌のある顔立ちのその石像は女性を模しており、子供を身籠った母親のようにお腹が膨らんでいます。

Native

今も、現地の人々がここに祈願に来るようで、お供えの紙幣が置かれています。専門ガイドによると、ここまで訪ねてくる日本人グループは珍しいらしく、多くの日本人にここの素晴らしさを宣伝してほしいと懇願されました。
このブログでのレポートが、その一助となれば幸いです。

個性派の陸旅倶楽部のホームページはこちら。


↓↓↓お読みいただきありがとうございました。
  人気ブログランキングに参加していますので、是非下記バナーのクリックをお願いします。
  日々の励みになります!



海外旅行 ブログランキングへ

添乗員現地最新レポート キューバ編②


空路、首都ハバナから南東部のサンチャゴ・デ・クーバに到着。

カリブ海に面したこの港湾都市は人口40万人ほどが暮らす、キューバ第2の都市です。背後を山々に囲まれており、町から一歩出ると緑豊かな大地が広がります。

今回の旅は、ここからバスで約1000kmをハバナまで大走破するものでした。途中、バヤモ、カマグエイ、トリニダー、サパタ湿原などに滞在し首都ハバナまで5日間の道のりです。

 

サンチャゴ・デ・クーバでは、世界遺産モロ要塞やキューバ革命の端緒となる陸軍モンカダ兵営(博物館)、そしてコブレ教会など訪ねました。カリブ海を見渡せる要塞からの爽快な眺めやモンカダ兵営の壁に残る多くの弾丸の跡、そして自然に包まれた郊外の様子などは実際に脚を運ばないと知りえない光景です。

View_from_Moro_Castle

Moncada_Barrak

Santiago_Suburb


 宿泊したメリア・ホテルは町で一番高い建物で、最上階からはサンチャゴ・デ・クーバの街並みが一望できます。

View_from_Hotel_Melia

また、レストラン・ビュフェではサラダ・スープ・パスタ・デザートなど100種類近い料理が毎回並ぶので驚きです。

極めつけは、ハート模様に縁どられたベッド・メイキング!

思わず写真に収めてしまいました。(笑)

Bed_Making

個性派の陸旅倶楽部のホームページはこちら。

↓↓↓お読みいただきありがとうございました。
  人気ブログランキングに参加していますので、是非下記バナーのクリックをお願いします。
  日々の励みになります!


海外旅行 ブログランキングへ

添乗員現地最新レポート キューバ編①


2月の東京の寒さとは打って変わって、「カリブ海の真珠」真夏のキューバから帰国しました。
今回は、カナダの航空会社エア・カナダを利用し、トロントで乗り継いで、キューバの首都であるハバナまでの往復でした。
「なぜ、キューバに行くのにカナダの航空会社を利用するの?」
こんな声が聞こえてきそうです。一つの理由として挙げられるのは、キューバとアメリカとの関係が芳しくないために米系航空会社が一切、キューバに乗り入れていないということ。基本的にはカナダかメキシコで乗り継いでいくことになります。
その上で、近年、エア・カナダは東京からハバナへの乗り継ぎが短時間となり利便性がとても増しているため、エア・カナダを利用することになったのです。

今キューバは乾季の時期にあたり、日中雨に降られることはまずありませんが、ハバナでは夕方猛烈なスコールに2度あいました。これは30分程ですが、バケツをひっくり返したような勢いでハバナの町を洗い流してくれます。

さて、キューバ編①ではハバナの老舗ホテル「HOTEL NACIONAL DE CUBA」の滞在記です。

Nacional_Outlooking

1930年に建てられたコロニアル調のそのホテル、ハバナのシンボル的な存在で5つ星ホテルです。今まで海外からも数々の 著名人が滞在し、たとえばフランク・シナトラや日本人では勝新太郎さんが知られています。その歴史あるホテルをご紹介します。

館内はシックな雰囲気でアンティークに囲まれています。
ロビーいはフィデル・カストロと海外からの著名人の写真やキューバ革命を記念した絵画の数々、また 葉巻の匂いが染みついたエレベータとバーも印象的です。

Castro

Nacional_Elevater

Nacional_Lobby

Nacional_Lobby_2

Nacional_Patio

室内も重厚な調度品で整えられており、お部屋にいながらにしてホテルのその歴史を感じ取ることができます。老舗ホテルとはいえ、快適にご滞在いただける設備は完備しており、その点でも安心です。

Nacional_Room

大西洋に開けた庭を早朝の散歩しているとキューバ危機時の大砲が今も展示されています。

Nacional_Cannon

ここは、過去に思いを馳せながら宿泊が楽しめる素敵なホテルです。


(つづく・・・)

個性派の陸旅倶楽部のホームページはこちら。

↓↓↓お読みいただきありがとうございました。
  人気ブログランキングに参加していますので、是非下記バナーのクリックをお願いします。
  日々の励みになります!



海外旅行 ブログランキングへ
記事検索
プロフィール

〒160-0004
東京都新宿区四谷3-1 須賀ビル7F
03-3226-8802(電話)
03-3226-8815(FAX)
info@rikutabi.com(メール)

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ