世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

サワイマドプール

インド アマンリゾーツ 現地視察レポート⑤


サワイマドプールは、ベンガル・タイガーをはじめとした多種多様な野生動物を見ることができるランタンボール国立公園観光の拠点となる町です。
かつてジャイプールのマハラジャ達の狩猟場であったこの地は、1955年に野生動物の保護区となりました。一度は絶滅の危機に瀕したベンガル・タイガーですが、その後の徹底した保護の努力が実り、現在ではその個体数も増加してきています。

そのランタンボール国立公園に隣接した敷地に展開されているのが、今回視察する一つ目のアマンリゾートとなる『アマニカス(Aman-i-Khas)』。
世界中のアマンリゾーツには、それぞれ、サンスクリット語で「平和」を意味する「アマン」に現地語をはじめとしたその他の単語を組み合わせた名前が付けられていますが、ここアマニカスの「カス」とは、ヒンディー語またはウルドゥー語で「特別な」を意味する言葉です。
サワイマドプールの駅でアマニカスから迎えに来たランドクルーザーに分乗して約30分、アマニカスの視察へと向かいました。

アマニカスに到着すると、総出のスタッフと鮮やかなピンクのウエルカム・ドリンクが私たちを出迎えてくれました。これから酷暑期を迎えようとしているインド、とりわけ砂漠地帯のラジャスタンの日中の気温はゆうに40℃を越えています。冷たいウェルカム・ドリンクが、乾いた喉を潤してくれました。

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アマニカスは、テント式の客室が敷地内に点在してるホテルです。その数、僅か10張。これに加えて、スパ・テント、ライブラリー・テント、ダイニング・テントが併設されています。テント数が少ない分、スタッフたちのおもてなしをよりきめ細やかに受けることができます。
なお、気候の関係上、毎年10月から翌年の4月までが営業期間となっています。

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テントと言っても、侮ってはいけません。
広々としたテント内に入ると、入口から向かって正面がベッド・エリア、右側が浴室エリア、左側が洗面エリアとなっています。浴室エリアには大理石をくりぬいて作られたバスタブも完備し、シャワーブースとトイレは別となっています。テント内にはエアコンも完備され、外部の暑さが嘘のようです。
なお、ゆったりとリゾートを満喫していただくため、室内にテレビはありません。また、ベッドの手前に見える茶色のボックスの中には氷で満たされたクーラーボックスが収納されており、冷蔵庫の役割を果しています。

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もちろん、敷地内にはお洒落なプールも完備。燦々と輝く強烈な太陽の下、水遊びやプールサイドでの読書なども存分に楽しむことができます。

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また、敷地内の随所にたくさんの花が飾られ、リゾート気分をさらに盛り上げてくれます。

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この他にも、敷地内にはアマニカスで供されるお食事に使われる有機栽培の野菜などを育てる農園や、湖などもあります。ご希望により、湖のほとりでロマンチックなディナーをセッティングしてもらうことも可能だとのことでした。

一通り施設を視察した後、ダイニング・テントで少し遅めのランチをいただきました。インド料理はもちろんのこと、洋食やメキシカンまでメニューから選ぶことができますが、せっかくのインドの旅、インド料理をいただくことにしました。

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なお、アマニカスでは1日に2回、ランタンボール国立公園へのサファリを実施しており、スタッフの話しでは、3泊すれば、ほとんどのお客様がベンガル・タイガーと遭遇できる、とのことでした。

(つづく)

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インド アマンリゾーツ 現地視察レポート④


インド2日目。
早朝3時のモーニング・コールで目を覚まし、眠い目をこすりながら、デリーにいくつかある鉄道駅の一つハズラート・ニザームウッディーン駅へと向かいました。
ここから列車で、ラジャスタン州のサワイマドプールを目指します。

インドの鉄道の旅では、現地の人も含めて、大きな荷物を携えての乗車は珍しいことではありません。そのため、各駅には必ずそれらの荷物を運んでくれるポーターがいるのが常です。今回我々も、ポーターに頼んでスーツケースを車内まで運んでもらいました。

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インドの列車は、寝台車両か着座車両かの別、ベッドの段数や座席の配列、エアコンの有無によって等級がいくつにも分かれています。今回は、エアコン付寝台車両の2等車に乗車し、大方の予想に反して(失礼!)、定刻の5時15分にデリーを出発しました。

エアコン付寝台車両の2等車の車内は、片側の窓から垂直に二段ベッドが2つ向き合い、さらに反対側の窓に沿って二段ベッドが設えてある構造になっています。天井には扇風機が回り、エアコンが強烈に利いているので寒いくらいです。ベッドには毛布が置いてあり、出発してまもなく、ベッド用と毛布用のシーツが2枚配られました。
因みに、ポーターに搬入してもらったスーツケースは、下段ベッドの下に置くことになります。

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出発して間もなくのところでお腹も空いてきたので、ホテルで作ってもらった朝食のお弁当を食べます。
サンドイッチ1つにデニッシュ2種、それにオレンジジュースとりんごという内容です。正直、がっかり。ホテルで食べることができたら種類豊富なバイキングだったはず。思わず、思いを馳せてしまいました(笑)

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サワイマドプールまでの所要時間は約6時間。ベッドで微睡みながら進んで行きます。
途中、いくつもの駅に停車しながら列車は進んで行きますが、停車時間の比較的長い駅では、下車して足を伸ばしたり、スナックなどを購入することもできます。発車のベルは鳴りますが、くれぐれも乗り遅れにはご注意を!
なお、インドの列車の扉は自動開閉ではありませんので、降りるときは自分で開け、乗った後には自分で閉めます。

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サワイマドプール到着時刻もほぼ定刻どおり。
これからいよいよ、アマンリゾーツの視察が始まります。
到着駅にももちろん、ポーターがいますので、ご心配なく。

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(つづく)

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