2015年10月22日(木) 第61日目
本日は、中央アナトリア高原のトルコ一大観光地の一つカッパドキアを目指します。ホテルを出発したバスは、荒涼とした高原の中の一本道をひた走ります。
バスの中では、イランーイラク戦争の際にイランの首都テヘランに取り残された日本人を救い出したトルコ政府の英断とそれにまつわる日本とトルコの友好関係を描いたNHKの番組「プロジェクトX」を視聴しました。
ギョレメ野外博物館に到着。
これまで西イランから東トルコに至るまで、日本人観光客の姿を目にすることはなく、どこの観光地に行っても基本的に私達だけの貸し切りという状況が続いた中、ここに来て数多くの観光客の姿を目にしてやはりトルコ屈指の観光地に来たことを実感すると同時に、この度のゴールであるイスタンブールの地が徐々に徐々に近づいてきていることを実感します。
「カッパドキア」とは一つの場所を指す地名ではなく、この辺りのエリアの総称。その中にはいくつかの中心となる町があり、ギョレメもそのうちの一つ。ギョレメの谷には30を越える岩窟教会が残っており、それぞれの洞窟には壁画や洞窟の特徴から名付けられたトルコ語の通称が付けられています。
人が長時間洞窟内に滞在することで内部の温度が上昇し壁画に悪影響を与えることを防ぐため、現在では内部での説明は禁止されており、洞窟外で説明を受けてから見学となります。また、内部での写真撮影も禁止されています。
リンゴの教会、ヘビの教会、暗闇の教会の説明をした後、1時間の自由時間を取りました。
観光後は、カッパドキアらしい洞窟レストランでお魚の昼食。雰囲気満天です。
カッパドキアはワインの産地でもあり、お食事と一緒にカッパドキア産のワインもお楽しみいただきました。
食後は、少し早めですが、本日から2連泊のホテル「MDC」へ。途中、「三人姉妹」と呼ばれる奇岩で写真ストップ。
このホテルは、洞窟ホテルなどの趣のある高級プチホテルが点在するユルギュップの町にあります。洞窟ホテルは天然の洞窟を最大限活かしてホテルとしたものであるため、一つとして同じ形の部屋はありません。多少の部屋の大小はどうしても生じてしまいますが、どんな部屋になるのかも楽しみの一つです。
夕食までの時間、ホテルのお部屋及びホテルの周辺を各々お楽しみいただきました。
夕食はホテルにて。今日はトルコ伝統楽器の演奏もありました。
ホテルは夜になるとライトアップされ、さらにその雰囲気も良いものとなります。
(つづく)
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