世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

スリランカ

添乗員現地最新レポート スリランカ編⑧


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ピンナウェラにある象の孤児院は、群れからはぐれたり、母親を亡くしたりした子象を保護する施設として1975年に政府の管轄によりスタートしました。それより前にも、この辺りの地主たちは保護した象を荷物や丸太の運搬のために飼育していましたが、数が増えるにつれて食糧費が負担できなくなり、国に相談をもちかけたといいます。

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現在、100頭近い数の象が保護され、成長した象はその後寺院や象使いの元へと引き取られていく仕組みになっています。施設の入口にある看板には、子象に授乳する時間や川で水遊びをする時間帯がタイムテーブルで示されています。

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午前9時、子象の授乳の時間には職員がバケツいっぱいに入ったミルクを小ボトルに移し替えて象の口元へ持って行き飲ませます。600mlはあろうかと思われるミルクを飲む子象は、ものの2~3秒で飲み干してしまい、それを5回ほど繰り返します。興味があれば、一般の方でもチケットを購入して授乳体験することも可能です。

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午前10時、象たちは施設の門を出て、一般道を歩きながら川へと向かいます。それはもう、大きな象の大群が目の前を歩いて行くので迫力満点です。象たちは、約2時間川で思い思いに過ごし、昼になると施設に戻ります。川沿いにはレストランや喫茶店が並んでおり、象を眺めながらゆっくり過ごすこともできます。

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是非とも立ち寄っていただきたい場所が、施設の入口近くにあります。それは、象の糞から紙を作る工場兼ショップです。中には象の生態を学ぶ展示があったり、実際に機械で糞から紙を作るプロセスを見学することもできます。

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それらの紙は、お洒落なメモ帳やカレンダーなどに形を変え、売上の一部は象を保護する費用に充てることができるよう、循環する仕組みを作っています。

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(つづく)

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添乗員現地最新レポート スリランカ編⑦


キャンディは、シンハラ王朝最後の都で、1815年にイギリスとの戦いに敗れるまでのおよそ300年の間首都として栄えた地です。
ここには、王権の象徴である仏歯を祀る仏歯寺(正式名称/ダラダ・マリガワ寺院)が建立され、今なお仏教徒の篤い信仰を集めています。

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この仏歯は、紀元前543年にインドで仏陀を火葬した際に手に入れたものと言われ、4世紀にスリランカへ持ち込まれてアヌラーダプラに奉納されました。その後、仏歯は歴代政権のシンボルとして、遷都と共に移動を重ね、最終的にキャンディに奉納されたのでした。

寺院はキャンディ湖の湖畔にあり、シンハラ建築様式の八角形の小塔がシンボルになっています。

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寺院内の壁や天井には美しい木工装飾が施され、様々な仏画が描かれています。ペラヘラ祭りの様子を描いた壁画からは、象の背中に仏歯を乗せて歩いている様子が分かります。

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仏歯が納められている部屋の前には、祈りを捧げる多くの信者とお供え物の蓮の花が捧げられています。

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(つづく)

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添乗員現地最新レポート スリランカ編⑥


スリランカはハーブやスパイスの有名な産地です。
様々な種類のスパイスの木があるスパイス・ガーデンは、その魅力を堪能できる場所として知られています。

今回のツアーで訪問したスパイス・ガーデン『Luckgrov(ラックグローブ)』は、日本語の専門ガイドが庭園内を巡りながらスパイスやハーブ、アーユルヴェーダに使われるハーブなどを丁寧に紹介してくれます。

Spice_Garden_Guide

庭園内には、カカオ、ジンジャー、バニラ、シナモン、サフラン、白檀、ココナッツ、コショウなどの木々や植物が植えられ、赤いパイナップルなどの珍しいものも目にしました。

Ginger

Vanilla

Pineapple

Red_Pineapple

Pepper

また、庭園内にある工場で精製された化粧品や独自のアーユルヴェーダ療法を用いた体験もできます。

スリランカのスパイスは大昔からその品質の良さが有名で、古代ギリシャやアラビアとの貿易もあったほど歴史的な原産品です。16世紀には、セイロン茶がポルトガル人に発見されてすぐ、シナモンやハーブなどの貿易も盛んになりました。古代からのスリランカの繁栄には欠かせない原産物と言えるでしょう。

(つづく)

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添乗員現地最新レポート スリランカ編⑤


世界遺産のダンブッラの黄金寺院は、天然の洞窟を利用して造られた、現在でも使用されている寺院です。

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第1窟から第5窟まである寺院は岩山の頂上付近に位置しており、そのそれぞれに聖像や絵画があって、大部分が回廊でつながっています。そのほとんどは、釈迦とその生涯に関連したものです。

これらの石窟の歴史は紀元前3世紀にまで遡り、初めは僧院だったものが紀元前1世紀に寺院へと転換されました。その後、多くの増築が繰り返され、今ではスリランカを代表する石窟となりました。

第1窟『聖王の石窟』には、14mの涅槃像が安置されています。石窟と同時に彫られた涅槃像の足裏が赤いのは、釈迦が赤土のスリランカに来たことを表わすそうです。

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第2窟『マハラジャの石窟』は黄金寺院で最大の石窟となり、釈迦の立像が16体と40体の坐像が安置されています。また、窟内には天井から泉が湧いており、この泉の水には病気を治す効果があると信じられています。その水の通り道には、魚の絵が描かれています。

第3窟『新僧院』、そして第4窟、5窟と第1、第2窟に比べると石窟の規模は小さいですが、それでも、多くの人々からの崇拝を受けています。

(つづく)

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添乗員現地最新レポート スリランカ編④


ポロンナルワは、スリランカ文化三角地帯(アヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディを結ぶ三角形)の一角を成す大遺跡群の拠点。インドのチョーラ王朝の侵略によってアヌラーダプラを追われたシンハラ王朝が10~12世紀に2番目の首都を置いた場所です。

クワドラングルと呼ばれる場所はポロンナルワ遺跡の中心部で、ここには建築物が密集しています。仏堂(トゥーパラーマ)や仏歯寺跡(ハタダーゲ)のほか、最も目を引くのが円形の仏塔跡(ワタダーゲ)で、7世紀に造られた古い建物です。入口の階段下には「ムーンストーン」という半月を模したような石がはめ込まれていて、ここで足を洗って中に入ったといいます。

Hatadage

Watadage

Moonstone

また、仏殿(ランカティラカ)に残るレンガ造りの巨大な立像は高さ13m。損傷が激しく、頭は取れてしまっているものの威厳があり、それはアフガニスタンのバーミヤン古代遺跡群を彷彿とさせます。

Lankatilaka

そして、釈迦涅槃像、立像、坐像の三体があるガル・ヴィハーラはポロンナルワ遺跡の中でも最も有名で、花崗岩の塊から彫られていて、姿態や表情が美しく、世界で最も美しい彫像遺跡とも言われています。
ここでは、腕を組んでいる仏像の姿が珍しいです。

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(つづく)

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