アルナーチャル・プラデーシュ州の北西部に位置するタワンは標高3000m。山に囲まれた緑豊かな大地は、かつて人々から「モンパの国」と呼ばれていました。タワンはそのモンパの国の中心だった場所です。
タワン・ゴンパは17世紀に建立されたゲルク派の大僧院。世界第2の大きさを誇り、貴重な経典が保管された図書館も併設していています。「神の馬に選ばれし天上界の最も神聖な場所」との意味を持つ僧院で、1681年、MERALAMALODREGYALTSOによってタワンの町を見下ろす場所に建てられました。 現在も500人の僧が住むこのゲルク派の僧院は1997年に改修工事が終了し、同年10月15日にダライ・ラマ14世によって法要が営まれました。またここは、ダライ・ラマ14世がチベットから亡命してきた際に、 最初に落ち着かれた僧院としても有名です。
早朝、熱心に祈りを捧げる仏教徒や市場で朝市の準備を進めるモンパ族の姿が見られ、広場に設置されたマニ車の金の音は一晩中町に響きわたり、高台で見守る大きな金の仏像も相まって、ここにはチベット世界が広がっています。
(つづく)
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