世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

ブラジル

「ブラジルのベネチア」 レシフェ


6月15日、日本代表対コートジボワール代表の試合が行われたのは、ブラジル北東部の港湾都市、レシフェでした。今日は、このレシフェを少しご紹介したいと思います。


Recife_02

レシフェは、ペルナンブーコ州の州都で、人口約150万人の港湾都市。ブラジル北東部で見ると、サルバドールに次いで2番目に大きな都市です。
ボア・ビアジェン海岸に代表される美しいビーチをもつリゾートである一方で、貧富の差が激しく、そのために大都市であるリオ・デ・ジャネイロやサンパウロの2倍以上とも言われる犯罪率で治安はブラジル国内でも悪い方です。

日本代表対コートジボワール代表戦が行われたのは、レシフェ郊外にある『アレナ・プレナンブーコ(シダヂ・ダ・コパ)』。FIFAコンフェデレーションズ・カップ2013と2014FIFAワールドカップ開催のために建てられ、大会後はレシフェを本拠地としてサッカー・クラブ「ナウチコ」のホームグラウンドとして使用されることが決定しています。

Itaipava_Arena_Pernambuco_2013

大会期間中、6月21日にイタリア代表VSコスタリカ代表、6月24日にクロアチア代表VSメキシコ代表、6月27日に米国代表VSドイツ代表の各グループリーグ戦が開催され、6月30日には決勝トーナメントのD組1位VSC組2位の試合が行われることになっています。

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新しいサッカーの応援楽器 『カシローラ』


ブブゼラ。
この言葉を聞いて、ピンとくる方はどのくらいいるでしょうか?
2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会が行われた際に、応援グッズとして一世を風靡した楽器です。

Vuvuzelas

写真を見ると思いだす方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
驚異的な売り上げを記録し、iPhoneなどのアプリも登場したほどでした。一方でその音量故に、問題にもなったのでした。

それから4年。
ブラジル大会では、新しい応援楽器が登場しました。その名は、『カシローラ(Caxirola)』。

Caxirola_01
小さな籠の中に植物の種子や小石などを入れたもので、これを振り、音を出すものです。ちょうど、マラカスのような感じです。元々、カポエイラなどで使用されていた『カシシ』と呼ばれる打楽器を基礎に、音楽家であるカルリーニョス・ブラウン氏が改良して完成させ、2014FIFAワールドカップの公認応援楽器とされています。

Caxirola_02

ブブゼラが大音量だったことを踏まえ、単体での音量はさほどではありませんが、大勢が一斉に振った時にどうなるのか、そして、片手で簡単に持てる手軽さゆえに、事前のサッカー大会で試験的に配布されたカシローラが試合に憤慨したサポーターによってピッチに投げ込まれるということもありました。

せっかくの公認応援楽器、ワールドカップ終了まで、問題なく大会の盛り上げ役になってほしいものです。

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ブラジルが世界に誇る、世界最大の滝『イグアスの滝』


いよいよ2014FIFAワールドカップがブラジルで開幕しました。
連日、ブラジルがテレビやラジオ、インターネットを賑わすことになると思います。時差の関係で、寝不足の日々が続くサッカー・ファンの方々も多いのではないでしょうか。

さて、ブラジルと聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
リオのカーニバル、ボサノヴァ、シュラスコ・・・
そのうちの一つに『イグアスの滝』が挙げられるのではないでしょうか?今日は、そのイグアスの滝をご紹介します。

Iguacu_Falls

イグアスの滝は、ブラジルとお隣アルゼンチンに跨って位置する世界最大の滝で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。アフリカのジンバブエとザンビアに跨る『ビクトリアの滝』とアメリカ合衆国とカナダに跨る『ナイアガラの滝』と並んで、世界三大瀑布に数えられます。ただし、この3つの滝を比較した場合、ナイアガラの滝の規模はかなり小さく、かつて、ルーズベルト大統領夫妻がイグアスの滝を訪れた際に、夫人が「かわいそうなナイアガラの滝よ」と言ったという逸話は有名です。実際にナイアガラの滝を訪れてみれば、その規模や迫力には十分に圧倒されるものがあり、それほどイグアスの滝が壮大であるということはお分かりいただけると思います。

イグアスの滝は、ブラジル側、アルゼンチン側の両側から観光を楽しむことができます。
大まかに違いを説明するとすれば、アルゼンチン側には大小様々な滝があるのが特徴で、それらを縫うように遊歩道がめぐらされており、そこを歩きながら観光することになります。イグアスの滝で有名なスポットの一つ「悪魔の喉笛」を上から望むことができるように、「滝を上から見る」というのがアルゼンチン側の観光イメージです。(実際には、滝を下から望む遊歩道も存在します)

Iguacu_Falls_Argentina_Side

一方、ブラジル側にはそれほど多くの滝はありませんが、一つ一つの滝が大きいのが特徴です。ブラジル側の国立公園内に唯一存在するホテル、『ダス・カタラタス』の前から滝壺に下りて行くように遊歩道が続いており、遊歩道の最終地点には、滝壺へ桟橋のように遊歩道が張り出し、滝の水しぶきを浴びながら、大迫力の滝を仰ぎ見ることができます。このように、ブラジル側の観光は、「滝を下から見上げる」イメージです。

Iguacu_Falls_Brazilian_Side

ブラジル側では、『マクコ・サファリ』と呼ばれるボート・ツアーが催行されており、人気を博しています。

Iguacu_Macuco

レインコートが配られ、小型ボートで川を遡り、滝壺を目指します。
滝壺に近づくにつれ、体に降りかかってくる水しぶきの量もどんどん増えていきます。ボートのスピード感、滝壺に近づくわくわく感を楽しんでいると、突然、ボートが滝壺へと突っ込んでいきます(もちろん、小さ目な滝です)!もう、ここまでくると、水しぶきどころではなく、滝そのものを浴びて、全身、びしょ濡れです。くれぐれも、カメラやデジカメの防水対策はお忘れなく。思い出は目に焼き付けることとして、初めから水着で参加するのも一つの方法です。
日本ではなかなか体験できないことですので、イグアスの滝を訪れた際には是非ともご参加いただきたいツアーです。

そんなイグアスの滝、通常でも莫大な水量を誇っていますが、滝のあるイグアス川の上流で大雨が降ると滝の水量も必然的に増水し、時には災害にまで発展します。かつては、アルゼンチン側の遊歩道が流され、一時期観光ができないこともありました。
今週の初めからイグアス川上流での大雨の影響で、イグアスの滝の水量が通常の10倍ほどに増水し、ほとんどの観光が不可能となっているようです。日々状況は変わっており、一部観光が再開されているものもあるようですが、すべてが通常に戻るにはもう少し時間がかかりそうです。

ワールドカップを現地で観戦し、そのついでにイグアスの滝まで足を延ばして観光する方も多くいるだろうと思います。せっかく訪れても観光ができないのでは残念ですので、1日も早く、通常の観光ができるようになることを祈ります。
逆に言えば、大自然の力というのはそれほど偉大だということなのかもしれませんが・・・。

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いよいよ2014FIFAワールドカップ開催! 日本代表の合宿地イトゥとは?



FIFA_mascot

4年に一度のサッカーの祭典、2014FIFAワールドカップがいよいよ6月12日(日本時間6月13日)に南米のブラジルを舞台に開幕します。
ブラジル各地で熱戦が展開される予定であるため、リオ・デ・ジャネイロ、サンパウロなど日本でもお馴染みの地名だけでなく、今まで聞き慣れない地名も多く耳にする機会が増え、気になってくる方も多いのではないでしょうか?これを機会に、ブラジルがより日本人にとって身近な国になってほしいと思います。

さて、そんな地名の中でもここ数日、よく耳にするようになったのが『イトゥ(Itu)』。
日本代表チームが最終合宿地に決定した場所です。今日は、このイトゥを少しご紹介したいと思います。

イトゥは、サンパウロ州にある、人口約16万人の都市。サンパウロ州の首府であるサンパウロから北西へ約100kmのことろに位置しています。

Itu_map

イトゥの名前は、現地のトゥピ語で「大きな滝」の意味に由来するそうです。
1908年、笠戸丸に乗ってブラジルの地を目指した日系人移民達が最初に定住した地としても知られ、現在でも多くの日系人が暮らし、また、日系企業も多くこの地に本社を構えています。そのため、街中で日本語の看板を目にすることも珍しくありません。

近年、イトゥは、「大規模建築物の都市」を標榜し、観光客の増加に努めています。
街中を歩けば、巨大な信号や巨大な公衆電話などに出会うことができます。

Itu_large_signal

Itu_large_public_phone

また、1610年に開かれたこの街は、2010年に400周年を迎えました。

Itu_400_years

この地にある『スパ・スポルト・リゾート』を拠点に熱戦を繰り広げてくれるであろう、サッカー日本代表チーム。
健闘を祈ります。

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首都にまつわるお話し。


世界中の国々の中には、私たちが当然首都であろうと思っていた都市が実は首都ではなかった、という国がいくつかあります。今日はそんな首都にまつわるお話しをご紹介したいと思います。

このような誤解は往々にして国際線が多く発着するその国の代表的な空港のある都市が実は首都ではない、ということに起因しているように思います。考えてみれば日本のメイン空港である成田空港が首都の東京ではなく、お隣の千葉にあるのも同じようなことかもしれません。

実はこんなところが首都だった、という例としては・・・
  • トルコ:イスタンブールではなくアンカラ
  • モロッコ:カサブランカではなくラバト
  • カナダ:バンクーバーでもトロントでもなくオタワ
  • ブラジル:リオ・デ・ジャネイロでもサン・パウロでもなくブラジリア

などが挙げられます。


面白い例としてご紹介したいのは南米のボリビア。

憲法上ではスクレという都市と定められていますが、立法・行政府の置かれているラ・パスが事実上の首都として機能しており、首都が2つ存在するような形となっているのです。


インド洋に浮かぶ、セイロン紅茶の故郷スリランカは、メインの国際空港はコロンボにありますが、このコロンボも首都ではありません。よく、クイズ番組などで出題されたりしますが、首都は長い名前で、


スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ


という都市です。

Colombo

スリランカ/コロンボの街並み


では、このスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテが世界で一番長い首都の名前かといえばそうではありません。

実はタイの首都バンコクが世界で一番長い首都の名前なのです。

「バンコクなんて長くもなんともないじゃないか!」との声が聞こえてきそうですが、このバンコクという名称は慣用的に用いられている名称であり、儀式的な正式名称は・・・


クルンテープマハナコーンアモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタナラーチャタニーブリーロム・ウドン ラーチャニウチェットマハーサターン・アモーンラピーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラシット


といい、その意味は・・・


イン神(インドラ、帝釈天)がウィッサヌカム神(ヴィシュヌカルマ神)に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、偉大な天使の都


ということになります。

Bangkok
バンコクのランドマーク ワット・アルン


さすがに、現地の人々も日々こんなに長い名前を会話に使用するのは大変なことですので、最初の言葉である「クルンテープ(天使の都)」と単に呼んでいることが多いようです。

かといって、長すぎるからみんな覚えていないのかといえばそういうわけでもないようで、ほとんどの人が諳んじて言えるほどなのだそうです。


「天使の都」

なんだか素敵な首都名ですね。


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