添乗員現地最新レポート 中国・四川省編の最後は、チベット人が回すマニ車についてのお話しです。
マニ車は、真言を唱えながら手で回すものが一般的です。僧院の本堂にあるマニ車は高さ2~3mの大きなものまであります。
他に、川や滝の水力で回したり、風力で回るマニ車、中には車の運転席に置けるようなサイズのマニ車もあり、それはソーラーを利用して回ります。
マニ車の中には経文が巻かれて入っており、大多数は真言「オムマニペメフム」が何千、何万回と繰り返し書かれています。心身込めてマニ車を回せば、回した分量の真言を唱えたことと同じ功徳があると言われています。
チベット人は、マニ車に巻かれている経文を買ったり、僧院から入手して、マニ車を作ります。それは、チベット人にとって、この上なく神聖なものなのです。
(おわり)
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添乗員現地最新レポートの中国・四川省編は本日で終わりです。
チベット自治区ではなく、四川省の中のチベット族自治州の旅、インターネットでもほとんど情報を得ることができないこの地域の生の姿を知っていただくことが出来たでしょうか?美しい大自然と、チベット仏教に基づいて独自の生活様式の下でそこに生活するチベット族の人々。知れば知るほど奥の深いエリアの旅でした。
次回の添乗員現地最新レポートは、「インド洋の真珠」スリランカを6月下旬頃よりお届けします。
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