2泊のアマンバーグでの滞在を満喫し、再び首都デリーへと戻ります。
アマンバーグから最も近い鉄道の駅がアルワール、車で約2時間の道のりです。
往路、デリーからサワイマドプールまでは寝台車両を利用しましたが、ここアルワールからデリーまでは通常の座席車両を利用します。
しばらくホームで列車の到着を待っていると、我々が乗車する列車がホームに入ってきました。見ると、いくつかの車両が二階建て仕様になっています。我々が乗り込んだのは、二階建て仕様の二階部分でした。
スーツケースを持っての乗車となりましたが、もちろん、スーツケースの専用置場などありません。頭上の荷物置き場に置いたり、座席と座席の間の空きスペースに置いたりと、これだけでも一苦労です。
それ以上に大変なのは座席の確保。
2-3席の配列の座席は、もちろん指定座席なのですが、その席には当然のように他のインド人が座ってしまっています。その人たちをどかすのに一苦労なのです。
列車もアルワールの駅を出発し、荷物も座席も落ち着いたところで朝食をとることにします。
この日も5時過ぎのホテル出発だったため、アマンバーグから朝食のお弁当を持ってきました。往路のものよりはグレードはアップしているものの、デニッシュ数種にバナナ、リンゴ、ジュースです。やはり、この程度なのでしょうかね。
11時前、列車はデリーに到着しました。この時の到着駅は、「デリー・カント駅」です。
デリー到着後は、当初の予定には入っていなかった、超豪華列車『マハラジャ・エクスプレス(Maharaja Express)』の視察となりました。思ってもいなかったチャンスに感謝です。
マハラジャ・エクスプレスは、2010年に運行を開始した、インドで最も新しく、最も豪華な観光列車です。ラジャスタン州の藩王の名前を冠した列車だけあって、その設備及びおもてなしは最高級そのもの、列車に乗車していながら、マハラジャのような豪華な暮らしを満喫できるのです。それはまるで、自分が列車に乗車していることなど忘れてしまうかのようです。
3泊から7泊までの5種類のコースが用意されており、停車地ごとに案内されるインド各地の魅力溢れる観光も楽しみの一つです。
写真からその豪華さを実感してみてください。
(つづく)
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