世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

モザイク

添乗員現地最新レポート ヨルダン編⑰


ヨルダン北部の都市にアルジュンはあります。
首都アンマンからは北西へ約76kmの場所に位置する丘の多い町です。ここでは、12世紀に建てられたアジュルン城が有名です。

アジュルン町 城から

アジュルン城はかつて、修道院のあった丘の上に建てられています。

外観

1184年、イスラムの英雄サラディーンの部下により、ダマスカスとエジプトを結ぶ道をカラクの十字軍による攻撃から守るために建てられました。その後、マムルーク朝の時代に増築されましたが、1260年にモンゴル帝国軍によって陥落しました。

城の周囲を囲むように堀の跡が残り、現在の入口にはかつて、跳ね橋が架かっていました。内部は3階建て~5階建ての構造になっており、各部屋の床面積は広く、当時多くの兵士がいたことが分かります。

内部 回廊

内部 部屋

内部

内部2

内部3

ここは修道院跡に建てられたため、一部、床にモザイクが見られるほか、雨水を利用した水利システムも見ることができます。

モザイク跡

内部の博物館には、アジュルンで発掘された紀元前に遡る土器や壺の展示されており、また、全盛期に活躍した投石器の石玉が今も積み上げられています。

当時、伝書鳩を利用してダマスカスからアジュルン城、カラク城、そしてエジプトへとメッセージを伝達していた記録も残っています。

今回のヨルダン探訪では北西部アジュルンに1泊し、前述のウンム・カイス、タバカット・ファハル、そして、アジュルン城を訪ねました。

(つづく)

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添乗員現地最新レポート ヨルダン編⑭


マダバはヨルダン西部の都市。首都アンマンの南西約35kmのところです。
マダバは「モザイクの町」と言われ、東ローマ帝国時代及びウマイヤ朝時代のモザイクが残されています。特に、東ローマ帝国時代のパレスチナ及びナイル河デルタを描いたマダバ地図は有名です。

マダバ地図は、聖ジョージ教会内にある床のモザイク部分です。

聖ジョージ教会

西暦6世紀に作られた中東の地図であり、その部分は、現存する最も古い当初の聖地エルサレムの描写を含んでいます。
マダバの歴史は、西暦7世紀にササン朝ペルシャ帝国によって征服され、その後、ウマイヤ朝の時代を迎えます。746年、町は地震によりその大部分が崩壊しました。

19世紀、古代の境界の跡地に新しくギリシア正教の教会が建設された際、マダバ地図は発見されました。
地図では北のレバノンから南のナイル河デルタ、及び西の地中海から東部砂漠までの地帯を描いています。死海も描写しており、2艘の漁船、ヨルダン川の両岸をつなぐ多様な橋、川で泳ぎ死海から遠ざかっている魚も見られます。

教会内モザイク地図

モザイク地図3

モザイク地図2

当時、エルサレムへ向かう巡礼者の位置認識を手助けする役目を果たしていたとも考えられています。

マダバへお出かけの際は、モザイクのお土産も記念になります。

土産屋 モザイク製作現場

(つづく)

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添乗員現地最新レポート イラン(第2回)編⑥


イラン南部のザグロス山脈にある都市シラーズは、標高約1,480mの高原にあり、近郊のペルセポリスをはじめ、紀元前からアケメネス朝ペルシャの中心地で、古くから発展していました。中世にはサーディーとハーフェズというイランを代表する詩人を輩出した町でもあります。

そんな町の中心部にイスラム教シーア派のイマーム(指導者)であったエマーム・レザーの弟、シャー・チェラグの墓とアリー・エブネ・ハムゼの墓があります。2つはシーア派の聖地で、お祈りの時間はもちろん、多くの信徒たちが日頃から訪ねています。ここでは入場の際、女性はスカーフだけでなく、体を覆うマントが必要です(無料貸し出しがあります)。

青タイルを基調とした外観、そして、建物の中は美しい鏡細工のモザイクで飾られています。それはまるで、万華鏡の中にいるかのようです。

ここでは、アリー・エブネハムゼの墓内部の写真をご紹介します。

外観アリ・エムゼ

内部

内部2

内部3

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