世界の隅々まで見てみよう!個性派の陸旅倶楽部

㈱トラベルハーモニーの新ブランド『個性派の陸旅倶楽部』が徒然なるままにお届けする、アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど世界各地のホットな情報やそれらにまつわるトピックのブログです。

ラグ麺

【実況生中継!】 シルクロード大横断2015 第18、19日目


2015年9月9日(水) 第18日目

本日は、烏魯木斉から庫爾勒(コルラ)へ向かいます。

烏魯木斉のホテル「海徳酒店」の前は人民広場で、その中央には「人民軍解放新疆記念碑」が立っており、やはりおばさま達の朝の体操が行われていました。

HOTEL

URMUQI_PANORAMIC_VIEW_01

URMUQI_PANORAMIC_VIEW_02

昨日、西安からずっと私たちを乗せて来てくれた大型バスとお別れし、今日から別のバスに。中型サイズのバスになりましたが、この人数なら十分すぎるサイズです。このバスで中国とキルギスの国境まで目指します。

NEW_COACH

今日の移動の殆どが高速道路での移動なのですが、最近検問が多くなりました。そのため時間もかかることに。

TRAFFIC_JAM

GAS_STATION

今日も昼食は庫米什という場所にある、長距離トラックのドライバーさん達が多く立ち寄るレストランにて。定番のラグ麺を再度いただきました。やはりここも美味しい。麺つゆをかけていただきたいという声まであがりました。

LUNCH_02

LUNCH_01

LUNCH_03

LUNCH_04

LUNCH_05

長い移動が終わりようやく庫爾勒に到着。町外れにある鉄門関の観光へご案内しました。

TIE_MEN_GUAN_02

ここは3世紀晋代に設けられた関所の跡。この一帯の守りが非常に堅固であったので、総称して鉄門関と呼ばれるようになりました。天山南路と西域南路の交差点に建ち、この道がまさにシルクロードです。玄奘、張謇なども立ち寄ったと言われています。

TIE_MEN_GUAN_01

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その後ホテルへ。夕食はホテル内のレストランにて。

NIGHT_VIEW

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2015年9月10日(木) 第19日目

本日は、庫爾勒から庫車(クチャ)へ。今日も殆どが高速道路での移動です。古の苛酷なシルクロードも、今ではすっかり様変わりです。

VIEW_FROM_THE_HOTEL

この辺りは最も天山に近づいて走っていきます。南にはタクラマカン砂漠が位置しているのですが、砂が見える所まではまだ170kmもあるそうです。

TIAN_SHAN

今年は本当に雨が多い。またにわか雨が降ってきました。年間降水量が60mm程の所でこれだけ遭遇するとは、何とも皮肉なものです。

RAIN_01

RAIN_02

REST_ON_THE_WAY

庫車に到着しまずは昼食。今日は、お客様に写真のメニューからお好きなものをチョイスして召し上がっていただきました。ですので、もちろん皆様完食。

LUNCH_01

食後、庫車の観光へ。
街から22km離れた場所にスバシ故城があります。クチャ河が幾つかに分かれる地点に位置し、故城はその河を挟んだ両岸にあります。3世紀、魏晋時代に創建され、6~7世紀に最盛期を迎え、13世紀以降はイスラムの侵入の為衰退しました。玄奘の記した「大唐西域記」に登場するアーシュチャリア寺だと考えられています。「西遊記」の中では猪八戒が河の水を飲み妊娠してしまった所です。私達が見たのは西寺区で東西170m、南北685mの範囲にかなり多くの建築物が残っています。仏塔、僧坊跡、大きな西寺大殿などを見ました。他に観光客はおらず私達の貸し切りでの観光はなんとも気持ちの良いものでした。

SUBASI_01

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街に戻り、旧市街にある庫車清真大寺に立ち寄りました。清真とはイスラムのことで、ここはクチャの大モスク。創建は1558年。1927年に火災に遭い焼失、その後再建されたものです。礼拝堂である大殿や、かつて宗教裁判が行われていた宗教法廷を見ました。

MOSQUE_01

MOSQUE_03

MOSQUE_04

MOSQUE_05

すると、この辺りに住む子ども達が現れ「ハロー」と声を掛けてくれました。

KIDS

外国人が観光で多くやって来るので、自ずとハローという単語を覚えたようです。すかさずこちらは「ヤクシムスィズ=こんにちは」と返すと何とかわかってくれたようです。

観光を終えホテルへ。今日から2連泊する「庫車飯店」は老舗のホテルですが2年前程に新館ができ大変立派になりました。

HOTEL

夕食は、ホテル内のレストランにて。このホテルには大きな温室があり植物園のようになっています。

HOTEL_DOME

その中にレストランがあるのですがなんとも大きなホール。催し物や結婚式の宴会も出来るほどの場所に私達のみ。なんとも贅沢な夕食でした。

DINNER_01

DINNER_02

(つづく)

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【実況生中継!】 シルクロード大横断2015 第12、13日目


2015年9月3日(木) 第12日目

本日は、このツアーが始まってから初めての休息日でした。皆さんそれぞれの休日をお過ごしになりました。久々のモーニングコールの無い朝、昨日、一昨日とは打って変わっての清々しい日となりました。

昼食は、皆さんがそれぞれご自由におとりいただく自由食です。添乗員、ガイド、藤本様と一緒にホテル近くにある沙州市場の屋台街へ足を運んでみました。

Market_01

Market_02

Market_03

Mosque

餃子、串焼き、ワンタン、麺…と様々な料理がある中で選んだのは、敦煌名物「ロバ麺」。拉麺とは違い、茹でた麺の上にロバ肉を乗せて掻き混ぜるもの。脂身が少なく赤身が多いのが美味しいとされます。

Lunch_01

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今日は、北京で「抗日戦勝記念軍事パレード」が行われているのですが、遠く西の敦煌の街はいたっていつもと変わらない風景です。ただ、街の中には中国の国旗が掲げられ、「抗日戦勝」という文字は目にしました。

Flag_01

Flag_02

Flag_03

街の中心でも少し路地裏に入れば、懐かしい風景を見られる一方、最近では現代風のカフェが幾つも見られるようになりました。とあるカフェに入りコーヒーを注文しましたが、一杯30元=600円位。日本と同じかもしくはそれ以上の価格でびっくりです。

Cafe_01

Cafe_02

皆さんそれぞれの休日を過ごされ、今日の初めての顔合わせは夕食の時。
宿泊している敦煌賓館の中に日本食レストラン「富士」があります。今日は久々に日本食を頂きました。献立はいんげんの胡麻和え、サラダ、茶碗蒸し、肉じゃが、サンマの塩焼き、ご飯、味噌汁、お漬物。久々の日本の味を遠く敦煌の地で味わいました。

Japanese_Dinner_01

Japanese_Dinner_02

Japanese_Dinner_03

明日からは中国部分の後半へと突入です。

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2015年9月4日(金) 第13日目

本日は、甘粛省・敦煌から新疆ウイグル自治区・哈密(ハミ)への1日です。
通常通る柳園までのルートが工事中で通れないということで、少し戻る形で再び瓜州へ通ることに。途中、ガソリンスタンドで給油と休憩。現在、中国のガソリンの値段は1L=5.6元、約100円。物価を考えると決して安いものではありません。

Gas_Station

星星峡という甘粛省と新疆の境界にある村に到着。
長距離トラックのドライバー達がよくここで休憩をとっています。

Xingxing

今日の昼食はここにある回族の食堂でラグ麺をいただきました。新疆の名物ともいえるラグ麺は、おかずのぶっかけ麺です。茹でた麺の上に炒めた具をかけて食べます。さっぱりとして日本人の口にも合います。皆さん完食されました。

Lunch_Restaurant

Lunch_01

Lunch_02

Lunch_04

この後はいよいよ新疆に入りました。

哈密に到着し、まず哈密王墓の観光へ。
1692年から1930年にかけての哈密国王9代の墓が安置されています。

Hami_Tumb_01

Hami_Tumb_02

Hami_Tumb_03

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また併設されたモスクや歴史博物館を見学しました。そのまま道路を渡ると哈密地区博物館。ここには石器時代から清朝までの石器、陶器、青銅器などが展示されていました。

Hami_Museum_01

Hami_Museum_02

本日の宿である、政府役人も泊まる哈密賓館に到着。新疆に入って初めてのお食事は、ホテル内レストランにて。内容たっぷり、おかず8品、スープ、麺、マントウ、ごはん、そして西瓜。こちらは食べきれず…ごちそうさまでした。

Diner

(つづく)

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