中国は四川省の北西部、甘孜(カンゼ)チベット自治州のツアーより帰国しました。
甘孜チベット自治州は、その名の通り四川省の中のチベット地域で、チベット族をはじめ、イー族、チャン族といった少数民族が暮らしており、漢民族の少ない地域です。
標高は3,000mを越える町がほとんどで、チベット特有の情緒と風景が広がります。蒼い空と澄んだ空気、水墨画で見るような渓谷や高山植物、高原を歩くヤクの群れ、祈願のタルチョがはためく仏塔、そして、チベット寺院と僧侶、そこには中国であって中国ではない、異国の世界が広がります。
まず、ゲートウェイとした成都から私たちが向かった先は、瀘定という町です。
途中、雅安の碧峰峡パンダ基地に立ち寄り、愛くるしいパンダを見学しました。
入口を入り、基地内の移動は乗り合いの電気カートとなります。最近では観光地の環境に配慮し、中国のあちこちの観光地で乗り合いの電気カートでの移動が多くなってきました。
敷地内には広葉樹や竹林が生い茂り、パンダが自然と快適に過ごすことができる環境が整備されています。
2008年の四川大地震後、臥龍のパンダ基地からここに多くのパンダが避難してきています。これまで100頭以上の元気なパンダを政府に提供し、そのうち数頭が国宝としてアメリカ、日本、イギリス、ドイツなどに贈られています。
世界でも絶滅の危機が叫ばれているパンダに対する認識を深め、保護意識を高める働きは素晴らしいことです。
(つづく)
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