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媽祖廟

日本で感じる外国の香り③ 横濱媽祖廟


横浜屈指の観光地であり、また、世界最大級の中華街(Chinatown)でもある横浜中華街。
この中華街には、華僑たちにとって重要な2人の神様を祀る2つの廟が存在します。一つは、商売繁盛の神である関羽を祀る『関帝廟』、もう一つは、航海・漁業の守護神である媽祖を祀る『媽祖廟』の2つです。

今回は、このうち媽祖廟についてご紹介したいと思います。

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■媽祖とは?

媽祖とは、北宋時代に実在したとされる福建省の林氏の娘が神格化されたものであると言われています。

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伝承によると、この林氏の娘は、生後1ヶ月もの間、泣き声一つ上げなかったことから、林黙娘(りん もうにゃん)と名付けられました。幼少の頃から才知に長け、信仰心が篤く、16歳になると神から神通力を得て、村人の病を治すなどの奇跡を起こすなどしたため、人々は次第に敬意を込めて彼女を「通賢霊女」と呼ぶようになりました。

■華僑・華人の心の拠り所に

その後の経緯についてはいくつかの伝承がありますが、28歳の時に修行を終えて天に召された後も、赤い衣装を着て海上を舞い、遭難した人々を助ける姿が度々目撃されたことから、人々は廟を建てて護国救民の神様として祀るようになりました。歴代の皇帝も敬意を表し「天妃」、「天后」、「天上聖母」などの名を贈りました。

現在では、航海を護る海の女神としてだけではなく、自然災害や疫病、戦争などから人々を護る女神として、中国本土、台湾はもちろんのこと、華僑や華人が住んでいる世界各地で篤く信仰され、彼らの心の拠り所となっています。

■横濱媽祖廟開廟まで

横浜中華街の媽祖廟は、中華街の山下公園側、「南門シルクロード」の一角に、2006年3月に開廟しました。
かつて清国の領事館があった場所に2003年、マンション建設の計画が持ち上がりました。この場所にマンションが建つことは中華街の景観上そぐわないこと、そしてその歴史上も中華街にとっても重要な場所であったことから、反対運動が起こり、建設会社との交渉の結果、横浜中華街発展会協同組合が用地を買い取ることでマンション建設計画は白紙に戻す、ということで合意しました。

こうして買収した用地に、長年建立の要望が多かった媽祖廟が建設されることになったのです。

■異国情緒あふれる、横濱媽祖廟

南門シルクロードの突如姿を現わす立派な媽祖廟に一歩足を踏み入れれば、そこはまさに中華世界そのもの。横浜にいるのが信じられないほどです。

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廟内正面には、媽祖(天上聖母)が鎮座し、向かって左側には遠くの声も聞くことができる耳で人々の声を聞き、媽祖に報告する「順風耳」、右側には遠くのものを見ることができる目であらゆるものを見分けて媽祖に知らせる「千里眼」を従えています。この二神はもともと悪神でしたが、媽祖に調伏されて改心し、以降、媽祖の従神となったと言われています。

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その他にも、横濱媽祖廟には、民衆信仰では最高神とされる「玉皇上帝」、縁結びの神様「月下老人」、子宝の神「註生娘娘」、学問の神様「文昌帝君」、安産の神様「臨水夫人」なども一緒に祀られています。

媽祖廟入ってすぐ右手の売店では、各種お守りをはじめ、祀られている神様へたむけるお線香も売られています。入場料を払えば、廟内に入り、祈りを捧げることもできます。

横濱媽祖廟は中華街のメインストリートから少し外れているため、知らないでいるとついつい見逃してしまうかもしれませんが、中華街を訪ねたなら必見の場所です。
是非とも訪れていただきたいと共に、お立ち寄りの際には、上記のような知識を少しでももってお出掛けになると、また違った見方ができるかもしれません。

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恭喜發財!本日は春節です。

中国本土をはじめ中華文化圏では旧暦を採用しているところが多いですが、2014年は今日が旧暦の1月1日となり、新年を迎えました。
中国ではこのお正月は「春節」と呼ばれ、1週間の連休となるため、各地に出稼ぎに出ている人々もこぞって故郷へ戻り、家族、親せきとともに1年の幸福を祈りながら、楽しいひと時を過ごします。

故郷へ帰るほとんどの労働者の足となるのが鉄道です。
春節前後、ほぼ同時期に多くの乗客が集中するため、鉄道は大混乱!特に移動の拠点となる広東省の広州などの都市ではその状況もひどくなっているようです。この現象は「春運」と呼ばれ、この時期のある意味での風物詩となっていると同時に、鉄道マンにとっては、いかに問題なくこの混雑を捌くかということが、腕の見せ所いったところでしょうか。

日本国内でも、横浜中華街をはじめ、神戸の南京町、長崎の新地中華街などで獅子舞や龍舞などさまざまな催し物が開催されます。
中国の伝統文化を知るにはうってつけの機会ですので、この週末、お出かけになってみてはいかがでしょうか?

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横浜中華街の「媽祖廟」

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