ランガール近郊の見どころとして、ヴァンの仏教遺跡や古代の岩絵、そしてシャーマニズム信仰から生まれた聖域(?)、ガイド曰く、仏教、ゾロアスター教、イスラム教が融合してできた聖域「ショ・カンバリ・オフタビ」が残っています。
まず、ヴァンの仏教遺跡は4世紀~6世紀のもので山の中腹にあり、車を降りて20分ほど山道を登る必要があります。上には僅かながら仏教関係の塔と住居跡らしきものが残っています。周囲を見渡すと山腹にいくつか洞穴らしきものがあり、それらもここで暮らした人々の住居跡だそうです。



また、この付近では古代の岩絵が何百個も見つかっており、そのほとんどは山の中にあります。専門ガイドと一緒に上って見て回る必要があるので、私たちは簡単にみることができる一つの岩絵を訪ねました。ヤギらしき動物が描かれた模様が残っているのが分かります。


以下の写真は、上で触れた聖域の写真です。


石壁で囲まれた20坪ほどの敷地内には、切ってはいけないという古そうな大木が1本あり、その脇に正殿があります。正殿の両脇には山ヤギの立派な角が積まれており、下には燭台が備え付けられています。この地域一帯の村では、入口の門脇にくぼみがあり、それらは、信仰を示す燭台です。
(つづく)
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